【猗窩座名言集】「お前も鬼にならないか?」悲しい過去を持つ鬼、上弦の参・猗窩座の名場面!【鬼滅の刃】
2016年から連載が始まり、累計発行部数1億5000万部を突破した超人気作品「鬼滅の刃」。
2021年の「鬼滅の刃」遊郭編の放送も相まって、多くのファンが期待に胸を躍らせています。
鬼舞辻無惨率いる十二鬼月・上弦の参の猗窩座。
「至高の領域」を探求し、鬼殺隊に対しても強い者なら敬意を表す猗窩座。
猗窩座の生き様や過去から猗窩座を好きになった方もいるのでは?
今回はそんな猗窩座の名言&名シーン集をご紹介します!
※ネタバレが含まれますので、苦手な方はご遠慮ください
鬼滅の刃あらすじ
物語の舞台は大正時代。
なんの変哲もない日々を家族と幸せに暮らしていた主人公の竈門炭治郎。
ある日を境に親兄弟を鬼に殺され、唯一息があった妹の禰󠄀豆子さえも鬼にされるという悲しい現実を叩きつけられる。
炭治郎は禰󠄀豆子を人間に戻すために鬼殺隊に入隊し、禰󠄀豆子を鬼にした元凶・鬼舞辻無惨を倒すために奔走することを決意する。
物語のなかで出会う「柱」や仲間たちと切磋琢磨し、さまざまな力を持った鬼に立ち向かう炭治郎の成長していく姿を描いた「少年ダークファンタジー」。
猗窩座のプロフィール
人間時の名前 拍治
身長 173cm
体重 74kg
年齢 ???
趣味 鍛錬
数字 上弦の参
血鬼術 破壊殺・羅針(らしん)
破壊殺・空式(くうしき)
破壊殺・乱式(らんしき)
破壊殺・滅式(めっしき)
破壊殺・砕式・万葉閃柳(まんようせんやなぎ)
破壊殺・終式・青銀乱残光(あおぎんらんざんこう)
破壊殺・鬼芯八重芯(きしんやえしん)
破壊殺・脚式・冠先割(かむろさきわり)
破壊殺・脚式・流閃群(りゅうせんぐんこう)
破壊殺・脚式・飛遊千輪(ひゆうせいせんりん)
十二鬼月・上弦の参
武術を用いた戦闘スタイルで多くの人間や鬼殺隊士、柱を葬ってきた。
日々、『至高の領域』を探求し、炎柱・煉獄杏寿郎を「至高の領域に近い」と表現。
練り上げられた闘気を持つ者に敬意を表す一方、弱者に対しては異常なまでに嫌悪感を抱いている。
女性を好んで喰らう上弦の弍・童磨とは対極的で、人間の女性は絶対に食べない。
猗窩座の悲しい過去
猗窩座は、貧しい家庭で生まれた。
父親が病気で床に伏しており、薬を買うために盗みを繰り返しては奉行所に捕まる生活を送っていた。
猗窩座は、大の大人でも失神すると言われている"百敲き“をわずか11歳にして耐え抜き、それでも盗もうとする威勢から、「鬼子」と言われるようになる。
そんな中、猗窩座の悪行を見かねた父親が、自責の念から自殺してしまう。
大切に思っていた父親がいなくなり、絶望し荒れていた猗窩座の元に、「素山慶蔵」という道場を開いている武術家と出会う。
その後、慶蔵の娘である「恋雪」と出会うことになる猗窩座。
体の弱かった恋雪の看病をしているうちにお互いに"好き"という感情が芽生え、それを知った慶蔵は猗窩座に「道場を継いで欲しい」と頼む。
真っ当な生き方ができると思っていた猗窩座だったが、ある日、恩師である慶蔵と恋人になった恋雪を殺されてしまう。
再び絶望の淵に追いやられた猗窩座のところへ、鬼の始祖・鬼舞辻無惨が現れる。
鬼になった猗窩座は記憶をなくし、ただただ強さを求める鬼へと化していってしまう。
猗窩座/Cv.のプロフィール
石田彰(いしだあきら)
1967年11月2日生まれ、愛知県出身。
幼少期に観たアニメ『機動戦士ガンダム』をきっかけに声優業に憧れるようになる。
中学生になってからは演劇部に入部し、以降、演劇に携わる。
その後は日本大学藝術学部演劇学科に入学。
在学中に江崎プロダクション付属養成所(現マウスプロモーション付属俳優養成所)に入所する。
入所してから声優業に本格的に携わるようになる。
1990年に声優デビューする。
1年後の1991年にマウスプロモーションに正式に所属する。
以降は声優として活躍の幅を広げている。
石田彰の代表作は
『食戟のソーマ』司瑛士
『PSYCHO-PASS サイコパス』縢秀星
『FAIRY TAIL』ゼレフ
『ダンガンロンパ』十神白夜
『NARUTO -ナルト-』我愛羅
『忍たま乱太郎』綾部喜八郎
『機動戦士ガンダムSEED』アスラン・ザラ
『新世紀エヴァンゲリオン』渚カヲル
『銀魂』桂小太郎
猗窩座の名言&名シーン集
「いい刀だ」
8巻:63話
炎柱・煉獄杏寿郎の技で腕を裂かれた猗窩座。
鬼舞辻無惨の血を多く取り込んでいる猗窩座は、裂かれた腕が瞬時に再生される。
ここから、猗窩座と煉獄杏寿郎の死闘が繰り広げられる。
「お前も鬼にならないか?」
8巻:63話
煉獄杏寿郎の内に秘める闘気をみた猗窩座が煉獄杏寿郎に対して、鬼になる提案をするシーン。
「見れば解るお前の強さ 柱だな? その闘気練り上げられている 至高の領域に近い」
8巻:63話
煉獄の闘気を見て瞬時に柱であることを察知する猗窩座。
長年鍛錬を積んできた猗窩座には、至高の領域がいかなるものかを理解することができる。
「人間だからだ 老いるからだ死ぬからだ」
8巻:63話
煉獄杏寿郎に「至高の領域に踏み入れない理由」を話す猗窩座。煉獄杏寿郎は「老いて死ぬからこそ人間は美しい」と思っているため、鬼になることに何も魅力は感じない。
「鬼にならないなら殺す」
8巻:63話
鬼になることで永遠に鍛錬できることを煉獄杏寿郎に説得する猗窩座だが、煉獄杏寿郎は鬼殺隊としての信念があるため、決して首を縦に振らない。説得は不可能だと判断した猗窩座が煉獄杏寿郎を殺すことを決心するシーン。
「素晴らしき才能を持つ者が醜く衰えてゆく 俺はつらい 耐えられない 死んでくれ杏寿郎 若く強いまま」
8巻:63話
炭治郎が目で追えないほどのスピードで死闘を繰り広げる猗窩座と煉獄杏寿郎。
猗窩座は煉獄杏寿郎もこれまで戦ってきた炎柱同様、鬼になることを拒むことに悲観している。
「弱者に構うな杏寿郎!! 全力を出せ 俺に集中しろ!!」
8巻:63話
負傷した炭治郎を心配し、動かないよう指示を出す煉獄杏寿郎に対して猗窩座が言ったセリフ。
「杏寿郎死ぬな」
8巻:64話
煉獄杏寿郎との死闘の末、重傷を負わせた猗窩座。
戦いを心から楽しんでいる猗窩座は、煉獄杏寿郎とはもっと戦いたいと思っている。
ここまで戦っても猗窩座はまだ、煉獄杏寿郎を鬼にしたい願望があることがわかる。
「生身を削る思いで戦ったとしても全て無駄なんだよ杏寿郎 お前が俺に喰らわせた素晴らしい斬撃も既に完治してしまった」
8巻:64話
すでに致命傷を負っている煉獄杏寿郎に対して猗窩座が言ったセリフ。鬼である猗窩座にとって、煉獄杏寿郎の出す技は受けても"かすり傷"程度のもの。
「どう足掻いても人間では鬼に勝てない」
8巻:64話
致命傷を負った煉獄杏寿郎に対して猗窩座が言ったセリフ。
猗窩座は、鬼と人間の圧倒的な強さの違いを煉獄杏寿郎に対して諭すように話す。
「やはりお前は鬼になれ杏寿郎」
8巻:64話
致命傷を負ってもなお、自分の責務を全うしようとする煉獄杏寿郎に対して猗窩座が感動するシーン。永遠に戦い、鍛錬を積みたい猗窩座は、煉獄杏寿郎の精神力に驚き、"鬼にしたい“という願望がさらに強まる。
「死ぬ…!! 死んでしまうぞ杏寿郎 鬼になれ!! 鬼になると言え!!」
8巻:64話
煉獄杏寿郎を確実に仕留める攻撃を放った猗窩座。至高の領域に近い煉獄杏寿郎を死なせたくない猗窩座は、どうしても"鬼になる"と言わせたい。
「何を言ってるんだあのガキは 脳味噌が頭に詰まってないのか? 俺は鬼殺隊から逃げてるんじゃない 太陽から逃げてるんだ」
8巻:65話
日が射す前に陰のある場所へ逃げたい猗窩座に対して、竈門炭治郎は「逃げるな 卑怯者!!」と叫ぶ。弱者と認識している竈門炭治郎に対して怒りをあらわにするシーン。
「調べましたが確かな情報は無く 存在も確認できず……… "青い彼岸花"は見つかりませんでした」
8巻67話
子供の様相に姿を変えた鬼舞辻無惨に対して、「青い彼岸花」の場所を見つけられていないことを報告する猗窩座。鬼が人間に勝つことは当たり前だと思っている鬼舞辻無惨は、得意気に柱を殺したと報告する猗窩座に対して、「お前には失望した」と冷たい言葉を投げかける。
「貴様の顔…!! 覚えたぞ小僧 次会った時はお前の脳髄をぶちまけてやる!!!」
8巻:67話
煉獄杏寿郎との戦いの去り際に竈門炭治郎から剣を投げられ、一撃を受けたことを知っていた鬼舞辻無惨は、「“上弦の参"も堕ちたものだな」と猗窩座に言う。猗窩座が竈門炭治郎に対して憎しみを覚えるシーン。
「どかせ 腕をどかせ」
12巻:98話
馴れ馴れしくしてくる上弦の弍・童磨を振り払わずに、強力な一撃で顎を潰すシーン。先に鬼になった童磨に対して嫌悪感を抱いている猗窩座は、童磨の一つひとつの行動が目障りに感じてしまう。
「無惨様がお前に何か命じたか? 失せろ」
12巻:98話
上弦の伍・玉壺が掴んだ情報を元に鬼舞辻無惨は、情報が確定したら上弦の肆・半天狗とともにそこへ向かうように玉壺に指示する。命令を与えられていない童磨がでしゃばり、一緒に行こうとすることに対して、頭を潰して言った猗窩座のセリフ。
「俺は必ずお前を殺す」
12巻:99話
猗窩座の童磨に対する態度に、十二鬼月の序列が乱れることを案じた黒死牟は猗窩座に対して、「度が過ぎる」と言い放つ。上弦の壱である黒死牟に、無惨もいる手前逆らうことができない猗窩座は、納得しつつも黒死牟に対して下剋上をする。
「久しいなァ よく生きていたものだ お前のような弱者が」
17巻:146話
上空から自身の拳で地面を突き破りながら炭治郎たちの元へやってくる猗窩座。炭治郎に対して恨みがある猗窩座は、すかさず炭治郎に襲い掛かろうとする。
「"この少年は弱くない侮辱するな" 杏寿郎の言葉は正しかったと認めよう お前は確かに弱くなかった 敬意を表する」
17巻:147話
弱者だと認識していた竈門炭治郎が、決して弱い者ではなかったことを認めるシーン。
猗窩座は、炭治郎が数多の戦いを突破して強くなっており、煉獄杏寿郎が言っていたことが正しかったことを認めた。
「名を名乗れお前の名は何だ!! 覚えておきたい!!」
17巻:148話
練り上げられた剣技を見せる冨岡義勇に対して言った猗窩座のセリフ。話すのが嫌いな義勇に猗窩座は、何度でも名前を聞こうとする。
「そうか アイツは義勇という名前なのか」
17巻:147話
攻撃を受け、吹き飛ばされた冨岡義勇を心配し、炭治郎は思わず義勇の名前を叫んでしまう。それを聞き逃さなかった猗窩座は、一瞬で炭治郎に詰め寄り、攻撃を仕掛けると同時に炭治郎に義勇の名前を確認する。
「杏寿郎はあの夜死んで良かった ともするとあれ以上強くなれなかったかもしれない 人間のままでいたがるようなくだらぬ価値観を持っていたし」
17巻:148話
煉獄杏寿郎との戦いで完全に弱者だと認識していた竈門炭治郎が、目を見張る成長をしていたことに心を躍らせる猗窩座のセリフ。頑なに鬼になることを拒んでいた煉獄杏寿郎を侮辱する猗窩座に、炭治郎は怒りをあらわにする。
「そう 弱者には虫酸が走る 反吐が出る 淘汰されるのは自然の摂理に他ならない」
17巻:148話
猗窩座が怒っている炭治郎に対して放ったセリフ。猗窩座自身、炭治郎と煉獄杏寿郎を侮辱しているとは微塵も思っていない様子。人間と鬼の価値観の違いが顕著に現れているシーン。
「炭治郎やはりお前は不快だ」
17巻:149話
炭治郎の目や声、言葉の一つひとつが人間だったころの猗窩座の記憶を蘇らせた。昔、返しきれないほどの恩を受けた人の幻影を見たことで、炭治郎に対して不快感を覚えてしまう。
「もう水の型は出し尽くしたようだな もう充分だ義勇 終わりにしよう」
18巻:152話
上弦の参の強さに驚かされている冨岡義勇とは対照的に、まだまだ余裕を見せる猗窩座のセリフ。猗窩座は冨岡義勇にトドメを刺そうとするも、竈門炭治郎が猗窩座の隙をここぞとばかりに伺っている。
「杏寿郎や炭治郎のように死ぬことはない お前も鬼になれ義勇」
18巻:152話
「透き通る世界」を見ることができるようになった竈門炭治郎が、背後から近づいていることに気づかない猗窩座。絶体絶命のピンチかと思われたが、律儀な炭治郎は「猗窩座!!今からお前の頸を斬る!!」と高々に宣言してしまうことで、猗窩座は背後の炭治郎に気づく。
「猗窩座が死ぬ間際に炭治郎に感謝するシーン」
18巻:156話
竈門炭治郎と冨岡義勇との戦いを経て、人間だったころの記憶を完全に思い出した猗窩座。自分自身を思い出したことで、本当に殺したかったのは"自分“だったことに気づく。それを気づかせてくれた炭治郎に感謝する最後の猗窩座の姿。
まとめ
今回は、猗窩座の名言&名シーン集をご紹介しましたがいかがでしたか?
人間に絶望したまま鬼になってしまった猗窩座は、強くなることだけに執着し、弱い者は"淘汰される存在“と思うようになりました。
竈門炭治郎と冨岡義勇との戦いで、かつて大切にしていた人を思い出し、自分が本当に殺したかったものにも気づきます。
最後は、自分自身で死を選んだ猗窩座。
猗窩座の切ない過去、女性を喰わないところや鬼殺隊に対しても敬意を表す場面があることから、鬼の中でも珍しい愛されるキャラクターの1人ではないでしょうか?
この記事を見て猗窩座に興味を持ったかたは、ぜひアニメもご覧になってください!
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