【悲鳴嶼行冥名言集】「安心しろ…皆同じ思いだ」鬼殺隊最強の男!悲鳴嶼行冥の名場面集!【鬼滅の刃】
2016年から連載が始まり、累計発行部数1億5000万部を突破した超人気作品「鬼滅の刃」。
2021年の「鬼滅の刃」遊郭編の放送も相まって、多くのファンが期待に胸を躍らせています。
鬼殺隊最強と言われる男・悲鳴嶼行冥。
屈強な肉体と精神を備え、慈悲深き心で鬼を滅する岩柱として、多くの苦難から人々を救ってきました。
今回は、鬼殺隊において絶対に欠かせないと言っても過言ではない悲鳴嶼行冥の名言・名シーン集をまとめました!
※ネタバレが含まれますので、苦手な方はご遠慮ください
鬼滅の刃あらすじ
物語の舞台は大正時代。
なんの変哲もない日々を家族と幸せに暮らしていた主人公の竈門炭治郎。
ある日を境に親兄弟を鬼に殺され、唯一息があった妹の禰󠄀豆子さえも鬼にされるという悲しい現実を叩きつけられる。
炭治郎は禰󠄀豆子を人間に戻すために鬼殺隊に入隊し、禰󠄀豆子を鬼にした元凶・鬼舞辻無惨を倒すために奔走することを決意する。
物語のなかで出会う「柱」や仲間たちと切磋琢磨し、さまざまな力を持った鬼に立ち向かう炭治郎の成長していく姿を描いた「少年ダークファンタジー」。
悲鳴嶼行冥のプロフィール
読み方 ひめじまぎょうめい
階級 柱
使う呼吸 岩の呼吸
身長 220cm
体重 130kg
年齢 27歳
趣味 尺八
使う技 壱ノ型 蛇紋岩・双極(じゃもんがん・そうきょく)
弍ノ型 天面砕き(てんめんくだき)
参ノ型 岩軀の膚(がんくのはだえ)
肆ノ型 流紋岩・速征(りゅうもんがん・そくせい)
伍ノ型 瓦輪刑部(がりんぎょうぶ)
鬼殺隊最高位に属する柱・悲鳴嶼行冥
柱稽古では、勘の鋭い嘴平伊之助(通称・伊之助)が行冥のことを『鬼殺隊最強』と表現している。
多くの鬼殺隊士が刀を使っているのに対し、行冥は日輪刀として手斧と鉄球を用いる。
一度に大量の酸素を体内に取り込むことで、身体の能力を向上させる岩の呼吸は、上弦の壱・黒死牟すらも苦境に陥れるほど。
『基本の呼吸(炎・水・風・岩・雷)』のなかでも岩の呼吸は、強靭な肉体と揺るがぬ精神が必要とされるため、扱える者も少なかったとされる。
過去の出来事がきっかけで人を信じることができなくなった行冥だが、その反面、慈悲深い一面も持っており、戦闘中に泣いたり、手を合わせて読経するシーンが多々見られる。
悲鳴嶼行冥/Cv.杉田智和のプロフィール
名前 杉田智和(すぎたともかず)
年齢 40歳(2021年現在)
誕生日 1980年10月11日
出身地 埼玉県
趣味 アニメ・ゲーム
経歴 高校在学時にミューラス&アニメージュ賞を受賞。
それを皮切りに『ミューラスアクターズクール』に入り、同時に芸能事務所『ミューラス』
に所属する。
1998年 ラジオドラマ『魔装機神サイバスター』のシンジ・キリハラ役で声優デビューを果たす。
1999年 アニメ『魔装機神サイバスター』でレギュラー出演する。
2001年 ミューラス解散後、芸能事務所『アトミックモンキー』に所属する。
2002年 アニメ『ちょびっツ』本須和秀樹役で初主演を果たす。
2006年 『涼宮ハルヒの憂鬱』キョン役、『銀魂』坂田銀時役を演じる。
2020年 芸能事務所『アトミックモンキー』を退所し、『AGRS』という声優事務所を自身で設立。
杉田智和の代表作は
『ONE PIECE(ワンピース)』シャーロット・カタクリ
『ゴールデンカムイ』二階堂浩平/二階堂洋平
『涼宮ハルヒの憂鬱』キョン
『銀魂』坂田銀時
『メタルギアソリッド』カズヒラ・ミラー
『メジャー』丹波広夢
『創聖のアクエリオン』シリウス・ド・アリシア
『ヲタクに恋は難しい』樺倉太郎
悲鳴嶼行冥の名言&名シーン集
「あぁ…なんというみすぼらしい子供だ可哀想に 生まれて来たこと自体が可哀想だ」
6巻:45話
竈門炭治郎と鬼化した禰󠄀豆子の処遇を決める柱合会議での悲鳴嶼行冥の第一声。
「みすぼらしい」というのは"外見が貧弱、身なりが悪い“という意味。
炭治郎は、那田蜘蛛山の一戦で深い傷を負ってボロボロだったため、そのことを指した発言。
「あああ…鬼に取り憑かれているのだ 早くこの哀れな子供を殺して解き放ってあげよう」
6巻:45話
“妹は鬼になったが人を傷つけない“と主張する炭治郎。
この発言に対して不死川・行冥は、炭治郎を殺すことで鬼から解放する提案をします。
慈悲深い発言に見えますが、炭治郎の立場からするとたまったものじゃありませんね。
「嗚呼…たとえお館様の願いであっても私は承知しかねる…」
6巻:46話
炭治郎が、鬼になった妹の禰󠄀豆子を連れることを認めてほしいと柱に伝える当主の産屋敷耀哉。
しかし、柱として強い信念を持つ行冥たちにとって"鬼を連れた隊士“というのは規格外の存在。
時透無一郎と甘露寺蜜璃を除いた他の柱たちは、炭治郎と禰󠄀豆子を生かしておくことに反対します。
「これ以上柱が欠ければ鬼殺隊が危うい… 死なずに上弦二体を倒したのは尊いことだ」
15巻:128話
炭治郎たちは刀鍛冶の里で死闘の末、上弦の鬼を2体(玉壺と半天狗)倒しました。
「上弦の鬼1体は、柱3人分の強さに匹敵する」と言われていますが、このとき戦いに参戦した柱は時透無一郎と甘露寺蜜璃の2人のみ。
この奇跡に近い状況に対して、悲鳴嶼行冥は尊さを感じています。
「承知… お館様が一日でも長くその命の灯火燃やしてくださることを祈り申し上げる… あまね様も御心強く持たれますよう…」
15巻:128話
柱合会議で、当主の産屋敷耀哉が病状の悪化で来られないことを、当主代理の産屋敷あまねに伝えられた柱たち。
悲鳴嶼行冥は、多大な恩を受けた産屋敷耀哉を心配するとともに、妻であるあまねに対しても心配と労いの言葉を送ります。
「座れ… 話を進める… ひとつ提案がある…」
15巻:129話
刀鍛冶の里での戦いを経て、時透無一郎と甘露寺蜜璃には"痣の紋様“が発現した。
柱合会議では、時透無一郎と甘露寺蜜璃が痣の発現方法を説明しますが、水柱・冨岡義勇は「俺には関係ない」と言い残し、産屋敷邸を去ろうとします。
この発言に勘違いした柱たちは黙っておらず、会議の場は騒然。
そこで悲鳴嶼行冥は、手のひらを強く打ち、その場を鎮めます。
「心頭… 滅却すれば…… 火もまた涼し……」
15巻:133話
竈門炭治郎と我妻善逸は、次の柱稽古の場所まで向かう途中、滝に打たれる嘴平伊之助を目撃してしまう。
後ろから声がし振り向いてみると、そこには、地面に火をくべ、巨大すぎる丸太を乗せた悲鳴嶼行冥の姿がありました。
「私の修業はこの三つのみの簡単なもの… 下から火で炙るのは危険な為…… 無しとする…」
16巻:134話
過酷な修業内容を淡々と話す悲鳴嶼行冥。
①滝に打たれる修業
②丸太三本を担ぐ修業
③巨大な岩を一町先まで押して運ぶ修業
この修業内容を聞いた善逸は気絶してしまいます。
「南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏」
16巻:134話
炭治郎は、"隊士たちが訓練で使用している岩よりも巨大な岩を悲鳴嶼行冥が押している“と善逸に伝えます。
それを聞いた善逸は、騙されていることを炭治郎に指摘してあげますが、後ろで超巨大な岩を押す行冥を見て唖然とします。
「南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏…」
16巻:135話
岩を一町先まで押すことができた炭治郎は、水を飲んでいないことによる脱水症状で、その場で気絶してしまいます。
倒れている炭治郎の元に悲鳴嶼行冥がやって来て、お経を唱えながら炭治郎に水をかけるシーン。
「岩の訓練も達成した それに加えて里での正しき行動 私は君を認める」
16巻:135話
炭治郎に水を飲ませながら、刀鍛冶の里での行動と岩の訓練を達成したことを褒める悲鳴嶼行冥。
刀鍛冶の里で、太陽による禰󠄀豆子の死と刀鍛冶の死を天秤にかけられた炭治郎は、刀鍛冶を助ける選択をしました。
この炭治郎の選択に悲鳴嶼行冥は、炭治郎を一人の剣士として認めました。



「子供というのは純粋無垢で弱く すぐ嘘をつき残酷なことを平気でする 我欲の塊だ しかしやはりこの子供は違う」
16巻:135話
悲鳴嶼行冥は昔、一緒に暮らしていた子どもに裏切られたことで牢獄に入れられています。
産屋敷耀哉に救ってもらえたものの、子どもの本質は"我欲の塊“だと思っていた行冥。
しかし、炭治郎の性格と発言から、他の子どもたちとは違うことを確信し、炭治郎のことを心から認めた瞬間。

「疑いは晴れた 誰が何と言おうと私は君を認める 竈門炭治郎」
16巻:135話
炭治郎の謙虚な態度に感動する悲鳴嶼行冥のセリフ。

「自分が助かる為に寺にいた私と八人の子供たちを鬼に喰わせると言ったのだ」
16巻135話
悲鳴嶼行冥は、かつて自分が経験したこと、鬼殺隊に入ったきっかけを炭治郎に話します。
過去の出来事を思い出した行冥は、血管を走らせ、泣きながらあの日の夜のことを炭治郎に語ります。
ちなみに時の言いつけを守らなかった子供というのが我妻善逸の兄弟子である獪岳になります。

「私は何としても沙代だけは守らねばと思い戦った」
16巻:135話
過去の出来事を思い出す悲鳴嶼行冥のセリフ。
いつも身につけている数珠が割れるほど力が入っています。
当時の決心が伝わる一シーン。

「大勢の人間を心の目で見てきた私が言うのだからこれは絶対だ 未来に不安があるのは誰しも同じ 君が道を間違えぬようこれからは私も手助けしよう…」
16巻:135話
悲鳴嶼行冥は、炭治郎が道を間違えそうになったら助けることを約束します。
謙虚で清らかな心を持つ炭治郎に行冥は、心を大きく動かされます。

「私の訓練は完了した… よくやり遂げたな……」
16巻:135話
泣きじゃくる炭治郎の頭を優しく撫でる悲鳴嶼行冥。
同時に、昔一緒に暮らしていた子どもたちの思い出と重なります。

「無惨だ!! 鬼舞辻無惨だ!! 奴は頸を斬っても死なない!!」
16巻:139話
産屋敷邸の爆発ですかさず駆けつけた行冥は、自身の鉄球で1体の鬼の首を潰します。
頸を斬っても死なないことから鬼舞辻無惨と判断。
行冥は、追って駆けつけた柱たちに鬼舞辻無惨がいること、そして現在の状況を瞬時に伝えます。

「一足先に逝かれた 堂々たる最期だった」
16巻:140話
産屋敷耀哉(お館様)の最期を話す悲鳴嶼行冥のセリフ。

「安心しろ… 皆同じ思いだ」
16巻:140話
当主の産屋敷耀哉は、鬼殺隊士たち全員を分け隔てることなく、父のように見守ってきました。
悲鳴嶼行冥や時透無一郎も例外ではなく、耀哉を父のような存在だと思っています。
行冥が怒りをあらわにする珍しいシーンです。

「我ら鬼殺隊は百世不磨 鬼をこの世から屠り去るまで…」
19巻:168話
風柱・不死川実弥がピンチのところを救出した悲鳴嶼行冥のセリフ。
相手は上弦の壱・黒死牟。
時透無一郎、不死川実弥、不死川玄弥が深い傷を負い、劣勢すぎる展開に鬼殺隊最強の男が登場するのは、かなり心強いですね。

「不死川 腹の傷は今すぐ縫え その間は私が引き受ける」
19巻:169話
上弦の壱・黒死牟の攻撃で、少しでも動けば体がバラバラになってしまう状況の不死川実弥。
悲鳴嶼行冥は、時間を稼ぐ間に傷を縫うよう指示を出します。

「今使うも止む無し!!」
19巻:169話
自身の意思で痣を発現させた悲鳴嶼行冥。
黒死牟が強敵であることを悟り、痣を出すことを決心します。
「痣を発現させた者は25歳になるまでに死ぬ」という例外のない決まりがあるため、すでに27歳の行冥は、自分がどうなるのかを知った上での判断ということになりますね。

「何を今更己が命など惜しもうか そのような生半の覚悟で柱になる者などおらぬ 甚しき侮辱 腸が煮えくり返る」
20巻:170話
鍛えられた肉体と極められた技が無くなることを嘆く黒死牟に対して、行冥が言った言葉。
痣が出たことで一日と経たずに死ぬことを伝えた黒死牟でしたが、柱たちにはすでにその情報は伝わっていました。

「わかるはずもなし 我らは人として生き人として死ぬことを矜持としている 貴様の下らぬ観念を至上のものとして他人に強要するな」
20巻:170話
鬼になることで鍛えられた肉体も技も保存できるのに、なぜ鬼にならないのか疑問に思う黒死牟に対して放ったセリフ。

「例外はあったのだろう 痣を持ち二十五を超えて尚生き続けた者がいた」
20巻:170話
“痣が発現することで、25歳になる前に死ぬ"という条件に例外があったことを話す悲鳴嶼行冥。
この行冥の言葉で黒死牟は動揺します。
その例外にあたる人物こそが、黒死牟の弟・頼壱でした。

「お前たちのお陰で勝てた… 心から感謝と尊敬を…… 若い身空で…本当に…最期まで立派な… …… 必ず無惨を倒して其方へ行く 安心して眠れ」
21巻:179話
上弦の壱・黒死牟に勝利した悲鳴嶼行冥は、戦いで死んだ時透無一郎に、感謝の言葉と無惨を倒す決意を送ります。
同じくこの戦いで弟(不死川玄弥)を失った不死川実弥に、涙を流しながら戦いに向かうように伝えます。

「そうか…ありがとう… じゃあ行こう…皆で… 行こう…」
23巻:200話
鬼の始祖・鬼舞辻無惨との戦いに勝った悲鳴嶼行冥たち。
痣を発現し、寿命を全うしようとする行冥は意識の中で、かつて一緒に暮らしていた子どもたちに会います。
これまで行冥が子どもたちに対して誤解があったことなどを知った行冥は、子どもたちを抱きしめながら人生に幕を閉じます。


まとめ

今回は、悲鳴嶼行冥の名言&名シーン集をご紹介しましたがいかがでしたか?
盲目でありながらも己の揺るがぬ信念と肉体で鬼殺隊最強と言われるまでに上り詰めた悲鳴嶼行冥。
序盤は、かなり辛辣で恐ろしい発言もありましたが、鬼殺隊のトップとしての言動であったことが、物語を通して理解できます。
強さの裏側には、悲しい過去があったこと。
その過去には誤解があったこと。
物語のおわりで、誤解が解けたこと。
いつも涙を流している悲鳴嶼行冥ですが、最後に報われて本当によかったです。
この記事を見て悲鳴嶼行冥に興味を持ったかたは、ぜひアニメもご覧になってください!
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