【道蓮名言集】人の温かさを知ったシャーマン「オレには理由があるんだ…絶対に負けることのできぬ、絶対の、理由!!」「我不迷」【シャーマンキング】
連載から約20年以上経った今でも、人気を誇る作品『シャーマンキング』。
今でも色あせない人気を維持しているのは、熱い戦いの数々とそれを盛り上げる魅力的なキャラクターたちではないかと思います。
以前ご紹介した麻倉葉は元より、葉のライバルとなる道蓮(タオ・レン)もその1人。
今回は、そんな道蓮の名言や名シーンをご紹介し、シャーマンキングや道蓮の魅力に迫っていきたいと思います。
これさえ読めば、道蓮のことがわかる内容となっていますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!
※ネタバレが含まれますので、苦手な方はご遠慮ください
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シャーマンキングあらすじ
森羅学園に通う学生・小山田まん太は、塾の帰り道に近道で寄った墓場で麻倉葉と遭遇します。
葉は霊を会話や交流ができるシャーマン。東京で行われるシャーマンキングを決める大会・シャーマンファイトに参加するために上京してきました。
まん太は葉と友達になり、多くのシャーマンを見ることになります。そして、葉も多くのシャーマンとの出会いや戦いを経て、大きく成長。
葉は麻倉家の大陰陽師で因縁の敵である麻倉葉王(ハオ)と決着をつけるため、シャーマンファイトへ身を投じていきます。
道蓮のプロフィール
出身地 中国・貴州省
年齢 12歳
好物 桃まん(中華まん)
趣味 ストレス発散
生年月日 1986年1月1日
星座牡 やぎ座
血液型 AB型
持霊 馬孫
頭のとんがりが特徴の少年。
プライドが高く、意地っ張りな性格でどんな劣勢な戦いでも、負けを認めません。
また好戦的で、人を殺すことも平気で行う冷徹さも持ち合わせた性格。
しかし、葉との出会いや戦いを経て人の温かさを知った後は、殺害したことの償いを込めて憎しみのない世界実現のため、シャーマンキングを目指すようになります。
蓮のいる道家は、1800年の歴史を誇る名家。なおかつ、歴史裏で暗躍した影の一族でもあります。
そんな蓮の持霊は古代中国の武将・馬孫(バソン)。
馬孫刀と道家に伝わる宝雷剣を武器に戦います。
馬孫のプロフィール
出身地 中国
愛刀 馬孫刀(青龍偃月刀)
愛馬 黒桃
1800年前から道家に仕えた古代中国の武将。
蓮のことを非常に慕っており、普段から「ぼっちゃま」と呼んでいます。
また、孤立していた蓮に葉やホロホロといった友達ができると、親のような喜びっぷりを見せます。
元は騎馬隊長をしていたことがあり、愛馬の黒桃(コクトー)とセットになると、その強さは絶対無敵。ちなみに黒桃は史上最強と言われた名馬です。
声優.朴璐美さんについて
1972年1月22日生まれ、東京都江戸川区出身。
1998年に『ブレンパワード』のカナン・ギモス役で声優デビューを果たします。
当時、朴璐美さんは演劇集団 円に入り役者をしていましたが、引退を決意。
その際にダメもとでオーディションを受けたら合格し、以後声優として歩みました。
2003年に第26回アニメグランプリで声優部門賞を受賞。
さらに、2004年に東京国際アニメフェア2004にて声優賞を受賞し、2006年には第1回声優アワードで、主演女優賞を受賞する実績を残します。
多くのキャラクターに息を吹き込んだ朴璐美さんは、2020年に俳優・声優の山路和弘さんと結婚し、さらに幸せな人生を歩みだしました。
朴璐美さんの代表作品
『シャーマンキング』道蓮
『ブレンパワード』カナン・ギモス
『∀ガンダム』ロラン・セアック
『NARUTO -ナルト- / 疾風伝』テマリ
『鋼の錬金術師』エドワード・エルリック
『BLEACH』日番谷冬獅郎
『うえきの法則』植木耕助
『戦う司書 The Book of Bantorra』ハミュッツ=メセタ
『Persona4 the ANIMATION』白鐘直斗
『進撃の巨人』ハンジ・ゾエ
『めだかボックス』雲仙冥利
『臨死!!江古田ちゃん』江古田ちゃんなど
道蓮/CV朴璐美の名シーン&名言集
「オレの名は蓮。貴様の侍の霊はこのオレがいただくとな!」
第2廻:もう一人のシャーマン
マン太は近道を塾に行ける近道の墓場を通ろうとしたら、蓮と遭遇。
蓮はマン太に葉への伝言を残しました。
「出でよ!馬孫!」
第2廻:もう一人のシャーマン
邪魔だからとゴロツキの車を蹴って喧嘩を売った蓮。
車に乗って迫ってくるゴロツキに憑依合体しました。
「オレの名は道蓮。この世界を浄化するシャーマンの王になるべき人間だ」
第2廻:もう一人のシャーマン
車を破壊し、ゴロツキへの一撃を加えようとしたら葉に止められた蓮。
葉に会えた蓮は意気揚々と自己紹介をしました。
「見るがいい!これが真のシャーマンの力だ!憑依100%、中華斬舞!」
第2廻:もう一人のシャーマン
中華斬舞を葉に受け流された蓮。
馬孫と完全憑依した蓮は、威力をあげた中華斬舞を披露しました。
「貴様とオレじゃあシャーマンとしての格が違う。阿弥陀丸はオレの物だ」
第2廻:もう一人のシャーマン
中華斬舞をあびせ葉を圧倒した蓮。
光悦な笑みを浮かべ、阿弥陀丸を欲しました。
「フン、なるほど。こいつがオラクルベルというやつか。確か約束では、一撃入れればくれてやるということだったが、まあここまでやれば合格に文句はあるまい」
第5廻:オーバーソウル!
シャーマンファイト運営委員の1人であるクロムを殺害した蓮。
蓮は約束通り、クロムの所持していたオラクルベルを受け取りました。
「オレは道家が憎い。道家の復讐と再興を遂げたことで、また新たな憎しみが生まれるだけだ。だからその憎しみの連鎖をこの手で断ち切ってやる。そのためなら、道家をさえ潰しても構わない。オレはシャーマンキングになって、この世の全てのしがらみを破壊してやるのだ!」
第8廻:進化
蓮が馬孫に言ったシャーマンキングになる目的。
蓮は自身の家を再興した後に破壊する目的のようです。
「オレには理由があるんだ…絶対に負けることのできぬ、絶対の、理由!!」
第9廻:葉VS蓮 再び!
葉に翻弄されてイライラしだした蓮。
蓮は馬孫が乗っていた馬の霊・黒桃を蓮の馬・白凰に降ろしました。
「黒桃はかつて、馬孫と共に戦場を駆け抜けた馬の霊!その耳は闇に潜む敵を聞き分け、その目はいかなる攻撃をも見極め、その足は一瞬で敵の懐に潜り込む!故、馬上での馬孫はまさに無敵!その力、侍など遥かに及ばず!」
第9廻:葉VS蓮 再び!
馬孫と黒桃が合わさったことで最強の武人が誕生。
この力を持って蓮は葉に挑みます。
「勝つのはオレだ!オレには勝たねばならぬ理由がある!貴様とオレでは、目指す世界も背負うものの重さも違うのだ!」
第9廻:葉VS蓮 再び!
道家の破壊という使命を持っている蓮。
この背負うものが蓮を勝たなければならない理由に昇華していました。
「そんなの初めからわかりきっていたことだ。あの日、初めて会った時からオレは、やつに勝てないことくらい。やつは力を風か水のように受け流してしまう。なのにオレは、力の限り叩き壊すことばかり。それでいいと自分に言い聞かせてきた。やっとわかったような気がする。力では風や水は壊せないのだな。フッ、ここまで巫力が空っぽになるといっそ清々しい。麻倉葉、悔しいが貴様の勝ちだ」
第9廻:葉VS蓮 再び!
巫力を尽くした蓮。
巫力を出し切った蓮は負けを認めますが、葉も巫力が切れていました。
そのため、引き分けで試合は終了しました。
「余程の試練が待ち受けているのだろう。生半可な気持ちでは、やっていけないようだな。だからこそ、オレはオレ自身の決着をつけねばならんのだ。貴様との戦いで見失った目標と本当にすべきことを確かめるためな」
第10廻:炎の夜
シャーマンファイト本戦まで1ヵ月の猶予があり、蓮は中国に帰ることに。
蓮は本戦までに自分を見つめなおすことを葉に言いました。
「それでもまだ1つだけ確かな目標がある。貴様は唯一をオレを倒した男だ。いつか必ず貴様を倒す。本戦で会おう。それまで、元気でいろ」
第10廻:炎の夜
蓮は葉を倒すことだけは目標に持っていました。
そして、柄にもなく別れの挨拶をして、葉と別れます。
「かつてのオレは道家を憎み、そして全ての人間を憎んでいた。だからその全てを破壊するために、オレはシャーマンキングになるつもりだった。麻倉葉に触れ、それが間違いであることに気づいた。人間はそれほど汚くはない」
第10廻:炎の夜
葉に負けたことで自分の行いを客観視し始めた蓮。
敗北で他者を理解する価値を見つけました。
「だがオレは、あまりに多くの人間を殺しすぎた。この罪は何をしても償えまい。例え死をもってしてもな。だからずっと考えていた。オレには一体何ができるのか。憎しみが憎しみを生む連鎖が続くこの世界を、死ぬ気で変えてやろうじゃないかと」
第10廻:炎の夜
自分の行いの間違いに気が付く前に多くの殺人をした蓮。
それで蓮は苦しみの世界の実現のためにシャーマンキングになることを誓います。
「オレは、親父を倒す。全ての憎しみを源である道円をな!」
第10廻:炎の夜
シャーマンキングになる前に蓮は父親を殺すことを決意。
後ろめたいことですが、蓮の目は光を帯びていました。
「ふざけるな、化け物め!貴様の言うことが真実ならば、貴様を倒しオレが正義になってやる!」
第11廻:男二人
道円に姉の道潤を人質に取られた蓮。
蓮は実の父・円に刃を向けました。
「何とかなる、それがあいつの口癖だったな。だからオレは諦めない。必ず何とかなると信じている。麻倉葉、オレはあいつの言葉を心から信じてる!」
第11廻:男二人
円に敗北し、潤と牢屋に捕らえられた蓮。
そして再び戦うことを誓います。
潤に勝ち目のないことを言われますが、蓮は勝ち目のない円との戦いにも葉の言葉を信じ待っていました。
「フン!緩い貴様には到底理解できまいが、負けたままで生きていられるほど強くないんでな」
第11廻:男二人
助けに来た葉たちに救出された蓮。
葉から円と戦うことを止められますが、それでも蓮は戦うことを決意しました。
「いくら変わろうとしても、憎しみの記憶は刺青のように一生消えることはない。ならば、せめてこの爪痕を残したやつと決着をつけることで、オレ自身を乗り越えたい。これはただのわがままだ。オレのわがままで貴様を死なせる訳にはいかん」
第11廻:男二人
蓮の背中に刻まれた刺青。
これは円に入れられた道家の躾でした。
蓮はこの苦しみと憎しみの解放のために円と戦います。
「葉、足だけは引っ張るんじゃないぞ」
第11廻:男二人
蓮と葉の前に現れた潤をいたぶったキョンシーたち。
葉から励ましを貰った蓮は、勢いのままにキョンシーたちを倒しました。
「我不迷(我迷わず)」
第12廻:蓮VS円 道の終焉
円のオーバーソウル大道龍を前に立ち尽くす蓮。
自らのシャーマンとしての決意を秘め、蓮は大道龍を一撃で倒しました。
「当然だ。この悠久の天地に賭けてな!」
第12廻:蓮VS円 道の終焉
円との戦いを経て、祖父と母のおかげで和解。
東京に戻る際に蓮は、円から道家の宝剣・宝雷剣を受け取ります。
思いを受け取った蓮は、父から言われた応援に応えるように勝つことを誓いました。
「そのハオにオレたちが貸しがあるとしてもか?俺が一発で終わらせてやる」
第14廻:リゼルグ・リベンジャー
葉たちの仲間になろうとし、蓮とホロホロに攻撃を加えたリゼルグ。
結局、葉にリゼルグは敗れ、葉たちの元を去ろうとします。
その時、ハオに因縁があることを知ったリゼルグに、蓮は自分たちもハオに因縁があることを伝えました。
「戦いはオレ1人で十分だ!」
第18廻:グレート・スピリッツそしてマイチーム
トーナメント形式の本戦に向けて、蓮はホロホロとチョコラブとチームを結成。
しかし、蓮は1人だけで戦おうとしていました。
「上出来だチョコラブ!」
第20廻:チョコラブのクリスマス
チーム・THE蓮としてハオ一味の土組と戦った蓮たち。
チョコラブが使用したオーバーソウルで、蓮が土組に最後を下しました。
「葉を侮るな」
第22廻:あなたとならどこまでも
葉たちふんばり温泉チームと戦うことになったアイスメンチーム。
アイスメンが蓮たちに葉のことが弱いと突っかかってきましたが、蓮は真っ向から否定しました。
「他愛ない。所詮は動物。1800年の歴史を誇る武将の敵ではないということだ」
第26廻:幹久タイフーン
蓮たちに超・占事略決を教えにやってきた葉の父・麻倉幹久。
蓮は宝雷剣を用い、必殺技・刀幻境で幹久の霊獣を一網打尽にしました。
「オレがオレの弱さを認めた時、勝利は可能性すら失うだろう。だからこそ、例え死んででも吠え続けるつもりだ。オレは強い。それがオレの迷わずなのだ」
第廻:永遠にサヨナラ
幹久に敗北した蓮。
幹久から蓮自身が弱さを認めていることを見抜かれていました。
しかし、蓮は勝利のためにその弱さを認めず、自身が強いということを心に秘めて戦っていました。
「この命、感謝する」
第34廻:王者になる方法
葉たちのふんばり温泉チームのシャーマンファイト辞退を条件に死の淵から生き返った蓮。
自らが殺害してしまったニクロムへの償いを死をもって果たした蓮は、葉に感謝を述べました。
まとめ
シャーマンキングの道蓮をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
初登場時は、他者から奪うことが正義と思っていた蓮。
しかし、道家での戦いで葉の温かさに触れた蓮は、自分のこれまでの行いを償うために人を憎むことをやめます。
そして、憎しみのない世界を作るため、シャーマンキングになることを誓いました。
どんなに敵が強くても、めげずに戦うことが蓮の特徴。その不屈の精神がシャーマンとしての強さでもあります。
葉と同様に挫折を味わい、自分の家のしがらみを解き放ち強くなったことから、蓮も主人公クラスの人物だと思っちゃいますね。
この記事を通して道蓮に興味や関心をもっていただけたら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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