【かっちゃん名言集】「本音だ出久、今までごめん」号泣!爆豪勝己が己に勝つ瞬間【僕のヒーローアカデミア】
コミックスの国内累計発行部数3700万部
全世界累計発行部数5000万部をそれぞれ突破した超人気作「僕のヒーローアカデミア」
超攻撃的な個性と性格でヴィラン側だと思われがちな爆豪勝己だが
繊細で仲間想いの一面もある。
今回は、最高のヒーローを目指しながら己と向き合い成長していく爆豪勝己の名シーン、名言をご紹介していきます
※ネタバレが含まれますので、苦手な方はご遠慮ください
僕のヒーローアカデミアのあらすじ
物語は、主人公、緑谷出久(通称 緑谷、デク)がヒーローを目指し、超名門校(雄英高校)へ入学を目指すところから始まる。
世界人口の8割が個性「能力」を持っている超人社会で、デクは残りの2割にあたる”無個性”だった。
デクは自分に個性がないことに絶望するも、ヒーローになることを諦められずにいた。
そんな中、ある事件をきっかけに、緑谷出久の憧れである「平和の象徴」、最強のNo1ヒーロー「オールマイト」と出会う。
オールマイトは、無個性だった緑谷出久にヒーローの本質を感じ、ヒーローになりたいという緑谷出久の根性と執念、素質を見込んで「ワンフォーオール」という個性をデクに譲渡する。
その後、緑谷出久は雄英高校の入学試験になんとか受かり、ヒーローになるための一歩をようやく歩き出すことができた。
オールマイトから授かったワンフォーオールは無個性の緑谷出久にとって、とても強大なもので力を使うたびに動けないほどひどく身体が損傷してしまう。
それでも緑谷出久は諦めず、努力に努力を重ね徐々に個性を自分のものにしていく。
ある日、ヒーロー科の1年生達が授業を受けていると、雄英高校の教師となったオールマイトを倒すべくヴィランが乗り込んでくる。オールマイトの天敵であるヴィラン連合を束ねる「オール・フォー・ワン」の戦略により、追い詰められる緑谷出久とオールマイトだったが、なんとかヴィラン連合を追い返すことに成功した。
この事件をきっかけにヒーロー科一年A組は、何かとヴィランと対峙することが多くなるが一致団結し困難を乗り越えていく。
この物語は何の取柄もない無個性でヒーローオタクだった緑谷出久が、オールマイトとの出会いをきっかけに、多くの仲間と共に最高のヒーローを目指す物語である。
かっちゃんのプロフィール
名前 爆豪勝己
誕生日 4月20日
身長 172cm
個性 爆破
血液型 A型
性格 暴言自信家
学校・学年 雄英高校ヒーロー科1年A組17番
出身校 折寺中学校
入試実技 1位
個性把握テスト 3位
主人公の幼馴染である爆豪勝己。
早熟型の天才であり、基本的に天性のセンスのみで困難な状況も切り抜けることができる。相手の個性を見極めて、弱点を突くという頭脳派な戦闘スタイルも持ち合わせ、自分の成績や実力にかまけず新技を開発したりと、上昇志向も高い。オールマイトに憧れを持ち、誰よりも勝利へこだわる姿から、主人公緑谷出久のライバルであり「身近な凄い人」として活躍している。
CV.岡本信彦
1986年10月24日生まれ、東京都出身。
所属はプロ・フィット。
アニメ好きだったことや母親が朗読のボランティアをしていたことで声優に興味を持ち始めた。
プロ・フィット声優養成所に入所後、セブンイレブン、警備員、マクドナルド、郵便局などでアルバイトをして学費を払っていた。
代表作は『僕のヒーローアカデミア』(爆豪勝己)、
『ペルソナ~トリニティ・ソウル~』(神郷慎)、
『会長はメイド様』(碓氷拓海)など。
かっちゃん/CV岡本信彦の名シーン&名言集
「使ってこいや 俺の方が上だからよぉ」
2巻
戦闘訓練で雄英高校ヒーロー科1年A組18番緑谷出久(通称:デク、クソナード)と1対1に持ち込んだ爆豪勝己(通称:かっちゃん、爆豪)は、デクが個性を隠していたと思い込んでいる。騙して楽しんで、見下されていたと思い込むかっちゃんは、個性を使ったデクと戦ったうえで自分の方が上だと証明したい。
「その面やめろやクソナード!!!」
2巻
何度ボコボコにしても立ち上がり、怖がりながらも自分より勇気を見せるデク。その姿にイライラし、さらに個性を使わないことにも腹が立つ爆豪。デクの中にあるヒーローの素質・才能にもイライラし、本気で潰しにかかる。
「こっからだ!! 俺は…!! こっから…いいか!?」
「俺はここで 一番になってやる!!!」
2巻
初めてデクに負けた爆豪。雄英高校ヒーロー科・1年A組15番轟焦凍(通称:轟くん、半分野郎、舐めプ野郎)の個性「半冷半燃」の半冷を見て敵わないと思い、さらに雄英高校ヒーロー科・1年A組20番八百万百(通称:八百万、やおもも、ポニーテール)の指摘に納得してしまった。負けた悔しさをバネにして、1番になると宣言する。
「俺はあんたをも超えるヒーローになる!」
2巻
爆豪の自尊心を心配したNo.1ヒーローオールマイト。立ち直させるために話しかけるがすでに立ち直っていた。憧れであるオールマイトをも超えると宣言する爆豪。
「どっけ邪魔だ!! デク!!」
3巻
USJに攻めてきたヴィラン。脳無と黒霧により、オールマイトピンチになる。
デクはオールマイトの個性「ワン・フォー・オール」がすでに無いことを知っているため助けに向かう。そこへ爆豪が現れオールマイトを助ける。
「上に上がりゃ 関係ねぇ」
3巻
雄英体育祭が開催されることが決定し、ヴィランを退けたヒーロー科1年A組に注目が集まる。ヒーロー科1年B組や普通科からヒーロー科に編入を狙う者。態度の大きい爆豪にヘイトが集まるが、結局は勝てばいいので関係ない。
「せんせー」
「俺が一位になる」
3巻
雄英体育祭の選手宣誓にヒーロー科の入試を1位通過した爆豪が選ばれた。踏み台としか見ていない他クラスからヘイトが集まるが、デクだけはいつもと違う様子に気が付く。爆豪は自分を追い込みながら、1位を本気で狙っている。
「まだだ!!!」
「完膚なきまでの1位なんだよ取るのは!!」
4巻
ポイント争奪戦の騎馬戦で、雄英高等学校ヒーロー科・1年B組18番物間寧人(通称:物間)からハチマキを奪い返した爆豪チーム。通過は確実だが爆豪は常にトップを目指している執念があるため、ハチマキを奪い返せた。
「どこが か弱ェんだよ」
5巻
1対1のバトルで雄英高校ヒーロー科・1年A組5番麗日お茶子(通称:麗日さん、お茶子ちゃん、丸顔)と当たった爆豪。客席からはか弱い女子に思いっきり爆破攻撃を仕掛ける爆豪にブーイングが飛んでいた。しかし戦っている爆豪はお茶子ちゃんに翻弄されたからこそ、本気で戦い勝ち抜いた。
「そいつを上から捻じ伏せてやる」
5巻
デクに勝った轟くん、雄英高校ヒーロー科・1年A組14番常闇踏陰(通称:常闇くん、鳥頭)に勝った爆豪。デクに自分の考えを壊された轟くんが爆豪にデクのことを聞くも一蹴した。自分にも左側「半燃」を使ったうえで、勝つと宣言する。しかし轟くんは決勝で使わなかった。
「てめェ虚仮にすんのも大概にしろよ! ブッ殺すぞ!!!」
「俺が取んのは完膚なきまでの一位なんだよ! 舐めプのクソカスに勝っても取れねんだよ!」
「デクより上に行かねえと意味ねえんだよ!! 勝つつもりもねえなら 俺の前に立つな!!! 何でここに立っとんだクソが!!!」
5巻
デクと戦った後から調子が悪い轟くん。自分との対決で左「半燃」を使わない轟くんに怒る爆豪。デクに使った「半燃」を使わなければ本当の1位になれないため、激怒した。ヒーローは勝たなければいけないと爆豪は思っており、勝つつもりがない轟くんは立つべき場所ではないと伝えている。
「俺の動き方―…!!」
「俺が馬鹿みてえな時間過ごしてる間に また… また…!!!」
7巻
職場体験が終わり救助訓練レースを受けるヒーロー科1年A組のメンバー。
デクが新たに編みだした「フルカウル」で自分と同じような動きをしていた。
爆豪は支持率No.1ヒーローのベストジーニストのもとで職場体験を行っていたが、ヴィランとは戦っていない。自分の動きを参考にされ、さらにデクに置いて行かれた気がして、焦っている爆豪。
「だァから てめェの力なんざ合格に必要ねェっつってんだ!!」
7巻
演習試験当日、デクとペアを組む爆豪の相手は憧れのオールマイト。
デクは戦闘を避けてゲートを目指す作戦を話すが、爆豪は倒す選択をする。爆豪はオールマイトの敵を必ず倒す姿に憧れていて、倒してこそヒーローだと思っているからこの行動をしている。
「勝つんだよ それが…ヒーローなんだから」
7巻
デクと同じように爆豪もオールマイトに憧れている。敵を倒して助ける姿を見てきたため、ヒーローは勝たなければいけないという信念が自分の中にある。「1位にならなければいけない」「デクに負けたくない」という気持ちが爆豪を焦らせている。
「……いちばんすげえヒーローは 最後に必ず勝つんだぜ」
7巻
幼少期の爆豪。上級生にぶつかって喧嘩になっても謝らず、最後まであきらめずに勝った。この頃からヒーローは最後に勝つんだと思って行動しているため、爆豪の行動は幼少期から変わらずに信念を貫いている。
「デク!!! 撃て!!」
7巻
自分の信念を曲げてまで、勝利(ゲートへ逃げる)することを選択した爆豪。ムカつく相手であり、いつの間にか背中を追いかけることになったデクと初めて協力して戦う。勝ちたいという気持ちと、勝つために信念を曲げた自分への不甲斐なさから、表情が歪んでいる。
「早よ… 行けやクソナード…!!」
「折れて 折れて 自分捻じ曲げてでも選んだ勝ち方で」
「それすら敵わねえなんて ―…嫌だ……!!!」
8巻
デクと協力し、オールマイトを退けたかと思いきや、あっという間に追いつかれた2人。デクよりも自分のほうが上手く立ち回れると思い、オールマイトに立ち向かう爆豪。自分を曲げてでも選んだ選択で絶対に負けたくないため、自分がやられようともデクをゴールへ向かわす。
「来んな デク」
10巻
ヒーロー科1年A組が林間合宿で個性を強化しているとき、現れたヴィラン。
ヴィランの目的は爆豪ということが分かり、必死に守ろうとするも、攫われてしまう。爆豪を必死に追いかけて、助けようとするデクに言ったセリフ。
「俺はオールマイトが勝つ姿に憧れた 誰が何言ってこようが そこァもう曲がらねえ」
10巻
爆豪がヴィラン連合のリーダー死柄木弔に、ヴィラン加入を誘われたが断った。爆豪が憧れた人はオールマイトであり、オールマイトが勝つ姿に憧れたからこそヒーローになりたいと思っている。自分の信念を二度と曲げない爆豪は、1人でヴィラン連合に立ち向かう。
「…バカかよ」
11巻
オールマイト率いるヒーローたちが、爆豪の救出兼ヴィラン連合の鎮圧をしているとき、デク達も爆豪の救出作戦を立てていた。デクの呼びかけではなく、唯一対等な友達として接してきた雄英高校ヒーロー科・1年A組8番切島鋭児郎(通称:切島、クソ髪)の呼びかけに応えた。爆豪が仲間を頼った貴重なシーン。
「勝てや!! オールマイトォ!!」
11巻
オールマイトの萎んだ姿を始めてみる爆豪。弱ってしまっている姿を見るが、オールマイトなら勝ってくれると信じて叫ぶ。自分の憧れたヒーローが負ける姿を見たくないからこそ、応援する。
「デクは あんたにとって何なんだよ」
11巻
今までオールマイトがデクにしてきた行動や、デクがオールマイトに向けた行動に普通の生徒と教師ではない関係を感じ、オールマイトを問い詰めた。うすうす感づいていたが、オールマイトは何も言わないため、追求しなかった。
「オールマイトから貰ったんだろ その"個性“」
13巻
ずっと自分の後ろにいたはずのデクが、いつの間にか自分を追い越していた事実に違和感を感じていた爆豪。疑問が確信に変わりデクを問い詰めた。爆豪が攫われた事件で、オールマイトが最後の力を振り絞り残した言葉を、デクだけが違う受け取り方をしたため、分かった。
「てめェの憧れの方が正しいってンなら じゃあ俺の憧れは間違ってたのかよ」
13巻
デクがオールマイトから個性を受け取ったことが分かり、戦いを挑む爆豪。デクは「笑顔で救ける姿」
爆豪は「最後に絶対勝つ姿」のオールマイトに憧れていた。オールマイトがデクを選んだことで、デクの何が選ばれたのか確かめるために戦いを挑んだ。
「いつも後ろにいやがったのに」
「どんだけぶっ叩いても いつも背中に張りついてやがったのに」
「同じ人に憧れたのに 何で 何で…!!」
13巻
デクと爆豪は幼馴染で、幼少期の頃もずっと一緒にいた。才能がある爆豪と才能がないデク。同じ人に憧れたのに、デクが選ばれ自分よりも成長していることに納得がいかない。
「俺は……オールマイトを終わらせちまってんだ」
13巻
ヴィランに捕まり、ワン・フォー・オールの残り火をオールマイトに使わせたことで、結果的にオールマイトを終わらせてしまったと思っている爆豪。さらにデクの背中を追いかけるようになってしまい、プライドもズタズタになっている。後悔や不甲斐なさ、悲しみで悩んだ結果の発言と行動。
「敗けるかああああ」
14巻
デクと爆豪は、長い付き合いはあるがこの喧嘩のときまで本音で話したことが無かった。オールマイトの力をもらったからこそ負けたくないデクと、オールマイトの勝つ姿に憧れ、目標にしているからこそ負けたくない爆豪。ちなみにこの喧嘩は、爆豪の意地が勝った。
「いつまでも見下したままじゃ 自分の弱さに気付けねェぞ」
18巻
ヒーロー資格仮免講習を受ける爆豪。市立間瀬垣小学校の子供達と心を通わすことが内容となっている。言うことを聞かない子供たちに手を焼くが、最終的に心を通わした。しかしいつまでも参加しない1人の子どもに、爆豪はヒーローの「先輩」としてのアドバイスをする。
「俺はもっと強くなってんぞ」
22巻
雄英高校ヒーロー科A組VSB組の合同戦闘訓練が行われた。チーム爆豪は、雄英高校ヒーロー科1年A組13番瀬呂範太、10番砂藤力道、12番耳郎響香の4人組。爆豪はオールマイトから言われた「救(たす)けて勝つ、勝って救(たす)ける」を実行し、勝利する。
「決めてェんだよ俺ァ! 勝負は必ず完全勝利!」
「4-0無傷! これが本当に強ぇ奴の"勝利“だろ!」
22巻
仲間を庇い、完全勝利を目指す爆豪。考え方は変わったとしても自分の信念である「完全勝利」は変わらない。本当に強いヒーローになるために、仲間を誰一人欠かすことなく勝利を掴む。
「俺より遥か後ろにいるハズなのに、俺より遥か先にいるような気がして 嫌だった 見たくなかった 認めたくなかった」
323話
ワンフォーオールを追うため、雄英高校を飛び出し戦い続けたデク。
クラス全員で逃げるデクを追い止めたが、デクは疲労と使命感により前が見えなくなっていた。
そんな時に爆轟、かっちゃんが語り掛けます。
「否定することで優位に立とうとしてたんだ
俺はずっと敗けてた ――雄英入って
思い通りに行くことなんて一つもなかった
てめェの強さと自分の弱さを
理解していく日々だった
言ってどうにかなるもんじゃねェけど 本音だ
出久」
323話
コマ割りで二人の幼少期からの成長を描いていくシーン。
爆轟の精神的成長だけではなく、罪悪感と尊敬の強い意志を感じる1ページです。
「今までごめん」
323話
爆轟はずっとデクを虐めていたことを謝罪します。
結果的に、オールマイトでも止められなかったデクの暴走を、この一言が止めることになります。
ヒロアカという作品の中で、爆轟勝己、かっちゃんは常に暴言を吐き粗暴な人物ですが
特にデクへの中傷が目立ちました。そのイメージを一瞬で消し飛ばすほどの名シーンです。
「わーってる」
323話
『「ついてこれない」なんて酷い事を言って…ごめん―…』そう言い残し疲労で倒れてしまったデクを
一言つぶやき支えるシーン。
緑谷出久と爆轟勝己のわだかまりは300話以上続いたヒロアカで
このシーンでようやく、己に勝ち解決されたのではないのでしょうか。
まとめ
良く言えばストイック。悪く言えば自分本位な性格。
言動や行動は不良そのものであり見た目もヴィラン寄りだが、No.1ヒーローオールマイトに憧れた少年。自尊心が高く攻撃的な性格で、負けることが大嫌い。しかし冷静な判断で自分が不利にならないように加減しているため、みみっちいとよく言われる。
クラスメイトにもその性格がバレているため、イジられキャラが定着してしまった。
すでに高校へ入学した段階で、プロヒーローのサイドキック(相棒)に雇えるレベルの実力を持っていたが考え方や精神面がとても不安定だった。自分より下だと思っていたデクに成績で追い抜かれ気持ちを改めたことで大きく成長し、ヒーローとして更に実力を伸ばしている。
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