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【ミステリと言う勿れ】2022年月9ドラマ!独特な着眼点の持ち主・久能整の名言集

©田村由美/小学館

2022年冬ドラマ人気ランキング第1位(ねとらぼ調べ)を獲得した「ミステリと言う勿れ」。
今回は、菅田将暉さんが演じる主役「久能 整(くのう ととのう)」の名言をまとめてみました!

普通の大学生・久能がひょんな事から事件に巻き込まれてしまう所から始まるミステリー漫画。
久能の独特な着眼点から生まれる名言には、多くの方の心に響いたのではないでしょうか?

※ネタバレが含まれますので、苦手な方はご遠慮ください

ミステリーと言う勿れ あらすじ

©田村由美/小学館

普通の大学生・久能整(くのうととのう)がひょんな事から事件に巻き込まれ、久能自身の力で解決をしていくミステリー漫画。

第1の事件では久能自身が殺人容疑をかけられ、事情聴取を受ける事となります。
久能は取り調べを受ける身ではありながら、事件に関わりのない「おしゃべり」を続けるのでした。
その「おしゃべり」をきっかけに、次々と刑事たちの悩みを見抜いていきます。
そして、独特な着眼点と抜群の記憶力を元に推理を繰り広げ、事件を解決に導いていくのでした。

この第1の事件をきっかけに、久能は何故か毎度事件に関わるようになってしまいます。
久能が関わる事件たちの共通点は?
そして誰が久能を試しているのでしょうか…?

久能整 のプロフィール

©田村由美/小学館

教育学部に通う大学2年生。
爆発した天然パーマのヘアスタイルがトレードマークです。
図工の先生を目指しているようですが…工作センスはイマイチのようです。

好きな食べ物はカレー。
いつも色々な具材を入れて作っているようです。
久能のカレーのポイントは、3つ!
①ジャガイモは煮溶かすこと
②玉ねぎは飴色まで炒めたものと、ざく切り玉ねぎの2種類を入れること
③ルーはジャワカレー辛とバーモントカレー甘の2種類を入れること

刑事も驚く程の洞察力と記憶力の持ち主でもありますが、久能の過去や詳しい経歴は明らかになっていません。

作者.田村由美さんについて

1962年9月5日生まれ、和歌山県出身。

1983年(昭和58年)、『月間フラワーズ』の前身となる『別冊少女コミック』(小学館)掲載の「オレたちの絶対時間」でデビューを飾ります。
小学館が発行する漫画雑誌を中心に執筆活動をしています。
2013年に和歌山県文化表彰・文化功労賞を受賞されています。

田村由美さんは「田村由美のTamu Tamu Time」というブログを開設されています。
作品についてはもちろん、ドラマ化や舞台化した作品の感想も書かれているので、興味のある方は見てみてください!

代表作は『BASARA』(小学館漫画賞受賞)、
『7SEEDS』(小学館漫画賞受賞)、
『巴がゆく!』など

久能整 名シーン&名言集

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真実は人の数だけあるんですよ


1巻:1話「容疑者は1人だけ」
身に覚えのない事件で殺人容疑をかけられる久能。
刑事からは「真実は1つしかない」と犯人を決めつけられる中、久能はこのように述べました。

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僕は常々人間が3種類いたらいいなあと思ってて
男と女ともう一つ、別の種類が。中性的とかそういう意味じゃなくて、全く違う思考回路の別の種族が同じ配分でいたらなあって

1巻

警察に取り調べを受けている中、唯一の女性刑事である風呂光聖子にかけた言葉です。
男性社会に女性がいるだけで不正ができなくなるんだ、と風呂光の存在意義を伝えました。

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『欠点』と『弱点』は全然違うものなんですけど

1巻
バスジャック事件に巻き込まれてしまった久能。
バスジャック犯人に、名前と欠点・弱点を聞かれた時に返したセリフです。
良く考えれば、欠点は「自分ができない事」弱点は「自分が弱みを見せてしまう事」…のように思えますね

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なぜ人を殺しちゃいけないのか、いけなくはないんだけど、ただ秩序のある平和で安定した社会を作るために便宜上そうなっているだけです

1巻:
バスジャック犯に「人を殺したことはあるか?」と聞かれた際に、問いかけたセリフです。
人を殺してはいけないと名言された法律はない、と久能は言います。
秩序のある平和な社会を作る為に便宜上そうなっているんだ、人を殺したければ戦争がある国にいけばいいんだと犯人を理詰めにしていくのでした。
このやり取りで、バスジャック事件は大きな展開を迎えます!

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どうしていじめられてる方が逃げなきゃならないんでしょう

2巻:
バスジャック事件での一コマです。
いじめられていた過去を告白する1人の人質。
その人質はいじめから逃げる為に万引きを繰り返していたと悲痛な叫びを聞いた久能のセリフです。
いじめる側にも問題があると言い切る姿はとてもかっこよかったです!

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猫なら当たり前ですよ。猫はあなたに死ぬところを見せたくなかったんです

1巻:
愛猫の死に目を見届けられなかったと嘆く風呂光を、慰める時に言ったセリフです。

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僕ならそうしてほしいけどなあ。『人の為』と書いて『偽』になる不思議

2巻
誰かの為と思っても、非難される事があるという世の中についての述べたセリフです。

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自分たちにとって危険だと思ったら、止める道を選ぶのも、また自然なことです

2巻
不妊治療をどこまでするか悩む女性にかけたセリフです。
止めるのにも勇気がいる…そんな人たちの背中を押してくれたのではないでしょうか。

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できる、できないと、する、しないはまた別だから

2巻
こちらも不妊治療中の女性に向けたセリフです。
できる事でしたい事をやれば良いんだと、背中を押してくれますね!

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あなたが唯一平気で背を向ける事ができた人です

2巻
バスジャック事件の本当の犯人・犬堂ガロを見つけた時のセリフです。
得意なおしゃべりをする中、警察顔負けの洞察力が分かった名台詞ですよ!

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あなたは正直なので、犯罪には向いてないですよ

2巻
犬堂ガロに協力をしてバスジャック事件を引き起こしたガロの弟にかけたセリフです。
久能の本質を見抜く力の強さが分かりますね!

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君が人質の中に入っていたのは、観察するためもあったんだろうけど。犯人からはんにじゃない人守るためでもあったんだよね

2巻
バスジャック事件の真犯人・犬堂ガロが人質の中に紛れていた事について述べたセリフです。
ここでも、本質を見抜く力の強さが分かります!

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ダメだもう、子供じゃないんだからダンゴムシになっちゃダメ

2巻
犬堂ガロから送られてきた荷物をみて、言ったセリフです。
ダンゴムシ=怖い事から背を向ける事 を表しているのかな、と推測できます。

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一番大事な人と歩いてください

2巻
広島に向かう中、結婚を控えた女性にかけたセリフです。
バージンロードは父親と歩くのが基本だと思う世の中に向けて、背中を押す一言ですね。

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子供って、乾く前のセメントみたいなんですって

2巻
子供に見られては良くないところを見せてしまった時のセリフです。
子供の記憶をうまく書き換えられるようにフォローしていた姿には優しさが溢れていました。

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こういうことやっちゃダメです。子供をスパイにしちゃダメです

3巻
広島での事件で、自分の子供を使って人をだまそうとした夫婦にむけたセリフです。
子供は乾く前のセメント~に繋がる言葉ですね。

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人が作ったものは人が変えていいんだと思います。その時の最善の判断で変えていいんだと思います。だって人は間違うから。

3巻:
古くからのしきたりに縛られている家系の人たちにかけたセリフです。
このセリフから、多くの物事が変わっていく大切なセリフですよ!

©田村由美/小学館

“女の幸せ”とかにもだまされちゃダメです。それを言い出したのは多分おじさんだと思うから。女の人から出た言葉じゃきっとない。だから真に受けちゃダメです。

3巻
亭主関白な父親に「女の○○」について述べた言葉です。
このセリフに感銘を受けた女性も多いのではないでしょうか?!

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それに気づくのは上達してきたからなんです。だから、下手だと思った時こそ伸び時です。

3巻
絵が上達しないと悩む女の子にかけたセリフです。
自分が下手だってわかるときは、目が肥えてきた時。
だから今が伸びるチャンスだと励まされた方も多いのでは?

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弱くて当たり前だと誰もが思えたらいい。

4巻
知らぬ間に犯人のスパイになってしまっていた女の子にかけたセリフです。
弱いものは負けで、壊れないのが正しいという根性論に対抗した、重い一言ですね。

©田村由美/小学館

こういう時は「どうかしましたか?」ってきくといいそうです。

4巻
「大丈夫ですか?」と声をかける事について述べたセリフです。
大抵の人は「大丈夫です」と答えてしまうから、というのが理由です。
久能の持つ優しさが分かりますね!

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僕は死んだら何もなくなるんだと思ってます。眠るのと同じ感じで、ただ夢も見ないし2度と起きない。

4巻
入院先で幽霊について聞かれた時のセリフです。
死んだら、辛さも苦しみも恨みも無くなる…そうなってほしいと願う久能。
久能の過去に何があったのか、気になりますね。

©田村由美/小学館

周りの人はあなたのおまけじゃないので、それぞれ自分の人生をまっとうしたんだと思います。

4巻:
周りに先立たれた事が人生のばちだという男性にかけたセリフです。
他人へのリスペクトが感じられる一言ですね!

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どうして亡くなった人を鞭打つ言葉を無神経に使うんだろう。負けたから死ぬんですか。勝とうと思えば勝てたのに、努力が足りず負けたから死ぬんですか?

4巻
「病気に負けた」という男性に対してかけたセリフです。
病気に勝ち負けなんかない、病に負けたから死ぬのではないと、勇気づけられるような一言です。

©田村由美/小学館

僕は常々思うのですが…

ほとんどの巻で登場
久能がお喋りを始める際に、必ず枕詞につくセリフです。
この後、数々の名言が飛び出すので、ワクワクする読者も多いのではないでしょうか?!

まとめ

ミステリと言う勿れ 主人公・久能整の名言をまとめてみました!
いかがでしたでしょうか?
鋭い洞察力と記憶力で事件を解決し、人の本質を見抜く、只者ではない大学生ですよね!
今の時代を生きる若者に響く言葉も多いかと思います。
現在、10巻まで発売されていますので、興味がある方は読んでみてくださいね。

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