【怪物事変】怪しくも面白い、ケモ耳っ娘紺ちゃんが可愛すぎる!魅力あるキャラクターやアニメの魅力徹底解説
※ネタバレも含みますので苦手な方はご容赦願います。
怪物事変とは?
概要
「怪物事変」と書いて『ケモノジヘン』と読む『藍本松』先生による作品です。
シリーズ累計420万部突破の人気漫画が原作で、現在もジャンプSQにて連載中です。
藍元松先生は2005年にジャンプの新人賞を受賞後、デビュー。
実は女性漫画家さんで可愛いとTwitterで評判になったことが!
作成会社は『亜細亜堂』。
昔ながらのアニメ「忍たま乱太郎」や「かいけつゾロリ」、現代風では「かくしごと」、「本好きの下剋上」と幅広く手掛けている会社です。
アニメ監督は藤森雅也さんで作画監督や原画、演出家とマルチに活躍。
アクション好きとしても有名で、怪物事変でも迫力満点なシーンを余すことなく再現されています。
藤森監督の練り上げられた趣向が随所に見られるアニメになっています!
あらすじ
夏羽は親に捨てられたとされ、田舎で旅館を経営する親戚の家に預けられていました。
親の愛情を知らないせいか、ひどく無機質な性格の夏羽。
親戚はおろか、近所の子からもバカにされて厄介者扱いされる日々を送っていた。
そんなある時、人間の仕業とは思えない怪奇事件が起こります。
調査の依頼を受け、東京から探偵の隠神が呼ばれることに。
隠神は夏羽に調査の手伝いを頼んだり、日々行動を共にするようになります。
隠神と話しているうちにはじめて両親への思いが湧きあがり、そのせいで従妹と衝突。
抑えきれない感情が爆発して体に変化がおき、暴走してしまう。
隠神の本来の目的も明かされ夏羽は”一度死ぬ”ことに…。
舞台は田舎の村から東京へ。
隠神の探偵仕事を手伝いながら両親を探すことを決意した夏羽。
様々なケモノと出会いながら事件を解決し、今まで経験したことがない友情や愛情にふれて成長していく。
怪物事変 キャラ紹介
日下夏羽(くさかかばね) CV:藤原夏海
両親を亡くし、親戚に仕方なく育てられた夏羽の呼び名は「泥田坊」。
毎日学校にも行かず、田んぼの手伝いをして”泥だらけ”だからついたあだ名である。
東京から来た探偵の隠神と出会い、自分は人間ではないことが判明。
血を持たぬ鬼『屍鬼(クーラー)』と呼ばれる人間と怪物の間にできた半妖の子だと説明される。
怪我はおろか頭と胴体が切り離されても再生でき、力が強くて戦闘能力も高い。
非常に無機質な性格のうえ常識知らずで、物事を合理的に考えるタイプ。
声優は女性でありながら、男の子役を演じられることも多い「藤原夏海」さん。
藤原さんの声のトーンと夏羽の物静かな感じがぴったりマッチしています。
蓼丸織(たでまるしき) CV:花江夏樹
隠神の探偵事務所で働く夏羽と同じく半妖の子で「蜘蛛(アラクネ)」の母をもつ。
自らもアラクネとして蜘蛛の糸を巧みに操り、標的を拘束・攻撃とスキルが高い。
気性が激しい反面、慎重なところもあります。
文句を言いながら無鉄砲な仲間を諭し、何だかんだまとめ役でもある。
妹である綾には”ふりまわされるお兄ちゃん”的な感じで慌てふためく姿を見せることも!
声優は「鬼滅の刃」で大ブレイク中の「花江夏樹」さん。
柔らかい声色のイメージな声優さんですが、今作では口調が激しいキャラクター。
ギャップ萌えする方もいるのではないでしょうか。
岩木山雪里白那之五十六子 晶CV:村瀬歩
同じく隠神事務所で双子の兄を探しながら働く、可愛いらしい男の子。
『雪男子(ユキオノコ)』と呼ばれ、雪の里に100年に一度生まれる貴重な男子の生まれである。
水を氷に変える技を持ちながらも臆病な性格のため、あまり戦闘向きではない。
可愛いものが大好きで、見た目も女の子に見えるムードメーカー的な存在。
でも仲間や兄に対する思いは人一倍強く、いざというときには男らしい一面も垣間見れる。
声優は男性なのに女性疑惑がある「村瀬歩」さん。
本物の女性より可愛らし声色で晶をよりキュートに、可愛さ5倍増しの演技が光ります。
隠神鼓八千(いぬがみこはち) CV:諏訪部順一
東京で探偵事務所を営む化狸。
物や自身までも変化することができる能力の持ち主。
狸らしい穏やかな性格で策略家でもある。
怪物界では「ケモノ屋」として一目置かれた存在で、人間界では「探偵」として警察に要請されて依頼をこなしている。
警視庁にいるの狐の飯生妖子とは協力関係にはあるが、信用はしていない様子。
声優はダンディーな声と言ったらこの人、「諏訪部順一」さん。
隠神らしい”優しいけどちょっとスレたおじさん”をリアルに演じられています。
ミハイ CV:小野大輔
隠神探偵事務所の情報通信・メカ系担当の『吸血鬼(バンパイヤ)』。
ハイテク技術を難なく使いこなし、トランシルバニアの消える弾丸やソーイングボックスと、やや自称的な異名を語るだけあってすごいメカを作ってしまう。
美形な上にイケボな為、常にスウェット姿でもカッコいいミハイル。
性格は少々ねじ曲がっていてツンデレ、暇が嫌いでゲームに没頭しながら気紛れで仕事をするといった感じ。
声優は歌手としても活動している「小野大輔」さん。
怪物事変のOP「ケモノミチ」も歌われており、個人的にはイケボ声優TOP3に入る声優さんだと思います。
飯生妖子 CV:花澤香菜
『狐のケモノ』でありながら警視庁に絶大な権力を持つ警視。
赤のロングヘアに同じく真っ赤な唇、しなやかな体型と妖艶な姿で人を操り、翻弄する女狐でもある。
巧みな話術で思いのままのに人を誘導させ、自分の欲望の為なら部下がどうなっても構わない様子。
普段はにこやかに笑みを振りまくも怒ると豹変する。
わがままで冷酷な性格でありながら、可愛らしいユニークな部分もあって憎めないタイプではある。
声優は花澤香菜さんで可愛らしい見た目とは裏腹に、悪役系キャラも多く担当されています。
艶っぽい魅力的な演技で、飯生の悪女ぶりを堪能できます。
紺 CV:花守ゆみり
飯生妖子の部下で『狐の少女』。
飯生を母のようだと慕うも、その愛情は紺の一方的なもの。
夏羽の首を届ける任務に失敗して以来、公園で暮らすことに。
不憫に思った夏羽が声をかけてくれたことがキッカケで、二人は急接近する。
紺は全く自分の気持ちに気付いていないけれど、夏羽に恋をしてヤキモチを焼くシーンも。
狐らしく素早い動きと尻尾から炎の爆弾を投下することもできる。
元来ちょっと天然おバカ系の素直な性格。
声優は個性的な声の持ち主「花守ゆみり」さん。
紺の男の子っぽいけど可愛らしいところを更に、もっと、可愛く演じておられます。
野火丸 CV:下野紘
飯生妖子の部下でありながら、敵である夏羽に助言する謎の多い『狐の少年』。
普段はヘッドフォンで耳を隠し、能力が低いから隠すこともできないと言う野火丸。
その割には頭脳明瞭に俊敏な戦いを見せ、戦闘力の高さが窺える。
人を小馬鹿にしてからかったり、自らの感情をゲスい言葉で漏らすことも少なくない。
平然と暴言を吐くが微塵も悪意が見られないのが不思議なところ。
けれど本来は自らの失敗を戒めにしたり、真面目な性格と言える。
声優は素晴らしきダミ声の持ち主、「下野紘」さん。
今作では”小憎らしい可愛さ”を前面に押し出した、謎の狐少年を熱演されています。
怪物事変3つの魅力
人間ではないケモノたちの物語は摩訶不思議なことばかり。
そんな中で生まれる友情や恋愛模様は、ほんわかするものから大人顔負けのシーンが多数あります。
特に『この回で、このシーン!』というのをピックアップしたのでシェアさせてください。
魅力1:ケモノの特徴がリアルに再現!
様々なケモノのキャラクターをリアルに見れるところが、1番の魅力といえます。
パッと見は人間なのに実はふわふわの尻尾が生えてたり、ヘッドフォンでとんがり耳を隠していたり。
動物系の可愛いケモノからスエット姿なのにかっこいいドラキュラなど、豊富なラインナップ!
加えてキャラの性格がリンクしているのがリアリティーさを増している要因といえます。
第3話での飯生妖子初登場場面。
自分の”残り香”を振りまき、人間を翻弄していている姿はまさに「女狐」。
同じく3話で狐の天敵ともいえる狸の隠神が、狐の紺をうまく操るシーン。
狸特有の化かしと巧みな話術で、夏羽を狙っていた紺に探偵事務所の仕事をさせてしまいます。
こういったケモノならではの特徴がストーリーの面白さを際立てているんです!
魅力2:心温まる友情と家族愛
夏羽、識、晶の3人は親の愛情をよく知らずに過ごしてきた共通点があるも、全く違った性格の持ち主たち。
それぞれに家族を探していくうえで友情が深まり、大切な家族が見つかっていく様子は心温まる内容です。
第8話では織の母親について明らかに。
母親を死に追いやった叔父を前に織は夏羽に助けを求めます。
織の為に右腕を失い(屍鬼だから元に戻る)ながらも戦う姿は深い友情を感じずにはいられません。
晶や隠神も奮闘して最後は妹がいることがわかり、母とも再会を果たすことができた織。
いつになく優しい笑顔と頼りになる兄の顔が見られます。
第10話で偶然兄の結と再会を果たす晶はその後兄に監禁されてしまいます。
連れ戻しに来た夏羽たちは結に凍らされてしまい…。
いつも笑顔の晶がみんなの為にと、嫌悪感を露わにして拒絶するシーンは衝撃的でした。
友情の為に見せた晶の迫真の演技は見逃せません。
最後は自分にも頼ってほしいと結を殴ってまで気持ちを打ち明けた晶。
仲睦まじい兄弟愛に思わず魅入ってしまいます。
魅力3:三角関係?!夏羽を取り合う恋愛模様
恋愛関係も魅力のひとつです。
恋愛認識がゼロな紺と、恋愛モード全開の織の妹、綾が夏羽を取り合う展開は見ものです!
一方夏羽は要求されるがまま彼女たちに従うも、向けられた恋愛感情まではくみとることができません。
そのせいか距離感が近くてドキドキしっぱなしの場面も少なくありません!
特にココ!第9話では”紺が夏羽の一番になりたい”というシーン。
それはもう告白なのでは?と思いつつも鈍感な2人にキュンキュンしちゃいます!
そんな3人を見て織はオロオロ、晶はどっちを選ぶのかを問いただ場面も。
波乱に満ちた展開に発展してしまいます。
恋愛経験が皆無なケモノたちが一喜一憂する姿に、思わず笑みがこぼれます。
怪物事変 見どころ
見どころ①垣間見れる性格の悪さ
暇を嫌うミハイルは子供たちを暇潰しに使う鬼畜ぶり!
第5話では夏羽と織、晶を危険な任務に向かわせ、それを楽しむ始末。
織が強敵を前に怖気づいている時、“遊びがいがある“として面白がるところがまた酷い!!
大人として最低ですよね…でも好きです!!
こんなイケメンになら何言われても従っちゃいそうと思うのは、私だけではないはず…。
野火丸もイイ性格してます。
人(ケモノ)を煽るのが上手で、しかもそれを楽しんでいますがミハイルとはまた違った雰囲気。
好ましくない相手にはつい毒舌な本音がダダ漏れしてしまいます。
それを自覚しながらわざと一言多いセリフを吐く。
にこやかに皮肉る姿はどこかユニークで、吹き出す笑いに誘われます。
見どころ②女の子キャラが可愛い
とにかく可愛いんです!!!
ケモノやキャラの特徴がわかりやすく表現されているので、より可愛さが増しているのだと思います。
“耳系のキャラ“はそれだけで可愛い!!!
第3話で紺が粋が夏羽を捕まえようとして隠神に怒られ、モフモフな耳が垂れてしまうこのシーン。
「よしよし」と撫でて励ましたくなってしまいます。
ツンデレキャラな織の妹、綾。
兄と同じくツンツンしてますが夏羽にはデレデレなところが可愛いらしい!
最初は叔父の趣味でふんわりワンピを着せられていますが、このヘソだしカジュアルスタイルが好み。
女の子ではありませんが…どう見てもこの涙目プンプン顔は男の子が出せる可愛さではありません!
第12話、兄の結に自分だけが何もさせてもらえないことが悲しいと訴えかけるシーン。
怒っていても可愛い晶。
彼女にしたいキャラを選ぶならダントツ1位でしょう!
見どころ③戦闘シーン
ケモノ特有の戦闘方法が凄まじくて、レベルの高い戦いが繰り広げられます。
織は蜘蛛の糸で絡めて動きを封じることができたり、紺は尻尾から炎の爆弾を噴射したりできます。
第4話晶が自分もみんなの役に立ちたい強く願った時、あたり一面を氷と化したシーン。
水を氷にすることができる晶は下水管にいたケモノを一網打尽にしました。
晶の兄「結」との戦いが繰り広げられる第12話。
結が凍りの鎧を身にまとい、攻撃してくるシーンは目を見張る展開ばかり!
一方、夏羽は野火丸の力を借りて全身を燃やす体を張った戦法で挑みます。
冷淡な氷の刃を向ける結VS燃え盛る業火で鎮圧を試みる夏羽。
手に汗握る怒涛の展開にハラハラしっぱなしです!
『怪物事変』の視聴者の感想・評価
声優陣が豪華すぎて見始めたらハマっちゃった~。
キャラが個性的で面白いし、特に晶がマジで可愛いすぎる!
ピュアな恋愛にキュン死確定!!!
それにしても夏羽の鈍感ぶりがウケる~まさに女の子泣かせ。
オープニングがマジでカッコよ!
イントロからして「怪物事変の曲」って感じがしてぴったりなんだよね。
甘く心に響く小野ヴォイスにうっとりする女子が大勢いそう。
子供向けかと思いきや、大人でも考えさせられるシーンが多くて思わず魅入っちゃう。
温かい家族の繋がりが感動的で涙がホロリとくるシーンばかり!
怪物事変を無料で見るには?
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まとめ
家族を探しながら人間とうまく付き合っていくケモノたちの物語、いかがでしたか?
人間と共存しながらケモノとして生きていく姿は、笑いあり涙ありの連続です。
特に親の愛情を知らない夏羽の成長ぶりはボキャブラリーと感動に溢れています。
感情を表に出さないけれど織と晶の力になる為に奮闘する夏羽。
一癖も二癖もあるケモノたちとの出会いが、大きな変化をもたらしていきます。
非日常的なケモノの世界と現代の日本がリンクしているのも、続けてみたくなる面白さです。
妖しくも引き寄せられるストーリーを是非堪能してみてください!!
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