【鬼滅の刃】「さぁ お前の大嫌いな死がすぐ其処まで来たぞ」無惨の呪いを解いた唯一の鬼【珠世名言名場面集】
劇場版では、国内歴代1位の興行収入を叩き出し、一世を風靡したアニメ「鬼滅の刃」。
2021年には「鬼滅の刃」遊郭編の放送も決定しており、ファンにとっては待ち遠しさを感じるばかりです!
無数に蔓延る鬼の中でも唯一、無惨の呪いを自身で解いた鬼・珠世。
獰猛で凶悪な鬼と違い、鬼殺隊である炭治郎たちに最後まで貢献し、共に戦い抜きました。
今回は、作中では珍しい鬼の協力者・珠世の名言&名シーン集をまとめたのでご紹介します!
※ネタバレが含まれますので、苦手な方はご遠慮ください
鬼滅の刃あらすじ
物語の舞台は大正時代。
炭を売りながら家族と幸せに暮らす主人公の竈門炭治郎。
ある日を境に親兄弟を鬼に喰われ、唯一息があった妹の禰󠄀豆子も鬼にされるという悲しい現実を叩きつけられる。
炭治郎は鬼になった妹を人間に戻すため鬼殺隊に入隊し、禰󠄀豆子を鬼にした元凶・鬼舞辻無惨を倒すために奔走することを決意する。
さまざまな苦境のなかで、炭治郎と禰󠄀豆子が作中に登場する魅力的なキャラクターたちと絆を深めながら成長していく姿を描いた物語。
珠世のプロフィール
身長 150cm
体重 40kg
年齢 400歳以上(肉体年齢 19歳)
誕生日 ???
血液型 ???
400年以上も前から鬼として生きている。
人間だった時、病に侵されていた珠世は、息子が大人になるのを
見届けたいがために無惨に鬼にしてもらうが、血の渇望から自身の夫と子供を殺害してしまう。
それ以来、無惨を憎み、無惨を殺すことだけを目的として契機を伺っている。
無惨に鬼にされた者は、無惨の支配下から逃れられず、居場所や感情を読み取られてしまうが、珠世は自身の肉体を改造することで支配下から逃れている。
また、通常の鬼と違い、人を喰らうことなく、少量の血を飲むだけで生きられる身体になっている。
珠世/Cv.坂本真綾のプロフィール
坂本真綾(さかもと まあや)
1980年3月31日生まれ、東京都出身。
8歳の頃から子役として活動する。
1996年放送のテレビアニメ「天空のエスカフローネ」のヒロイン役・神崎ひとみの担当をきっかけに、声優として有名になる。
その後、歌手としての活動の幅も広げ、2003年には女優として本格的に活動を開始。
ミュージカル「レ・ミゼラブル」のオーディションに合格し、エポニーヌ役に抜擢され2009年まで6年間担当する。
坂本真綾の代表作は
『物語シリーズ』忍野忍
『機動戦士ガンダム SEED DISTINY』ルナマリア・ホーク
『黒執事』シエル・ファントムハイヴ
『荒川アンダー ザ ブリッジ』ニノ
『七つの大罪』マーリン
『かつて神だった獣たちへ』エリザベス<アラクネ>
『エヴァンゲリオン新劇場版』真希波・マリ・イラストリアス
『舟を編む』林香具矢
『Re:ゼロから始める異世界生活』エキドナ
珠世の名言&名シーン集
「あなたは鬼となった者にも「人」という言葉を使ってくださるのですね そして助けようとしている」
2巻:14話
浅草で無惨に鬼にされた人を抑え込む炭治郎。
警官に無理やり引き剥がされそうになる炭治郎を、珠世は自身の血気術"惑血“を使って救います。
「鬼ですが医者でもあり あの男 鬼舞辻無惨を抹殺したいと思っている」
2巻:14話
助けてもらった人が鬼であることを匂いで察知し、困惑する炭治郎。
珠世は、自身が鬼でありながらも"鬼舞辻を抹殺したい"という目的を炭治郎に明かします。
鬼になった者に対しても「人」と呼ぶ炭治郎を信用してのことだと思います!
「つらくはないですよ 普通の鬼よりかなり楽かと思います 私は 私の体をずいぶん弄っていますから 鬼舞辻の呪いも外しています」
2巻:15話
鬼は血を求めてしまうもの、と考える炭治郎は、珠世たちに「人の治療をするのはつらくないのか?」
と、尋ねます。
自身の身体を改造している珠世は、人の血を少量飲むだけで生きることが可能なので、なんら問題ありません!
「愈史郎はもっと少量の血で足ります この子は私が鬼にしました」
2巻:15話
珠世が鬼にした愈史郎は、珠世よりも摂取する血の量が少なくて済みます。
このことから、鼻が利く炭治郎も珠世たちから鬼特有の匂いがしないことに納得。
金銭に困っている人たちからお金と引き換えに、身体に支障が出ない程度の血をもらっているようです!
「そうですね 鬼舞辻以外は鬼を増やすことができないとされている それは概ね正しいです 二百年以上かかって鬼にできたのは愈史郎ただ1人ですから」
2巻:15話
珠世が愈史郎を鬼にしたことを聞いて驚く炭治郎。
本来、鬼の始祖である鬼舞辻無惨しか鬼を増やすことができないとされていましが、長年の試行錯誤で愈史郎を鬼にすることに成功。
珠世さんすごい…。
「一つ…誤解しないでほしいのですが 私は鬼を増やそうとはしていません 不治の病や怪我などを負って余命幾許もない そんな人にしかその処置はしません」
2巻:15話
闇雲に鬼を増やしているわけでないことを説明する珠世。
正直、このセリフがないと"なぜ愈史郎を鬼にしたのか?"を、疑問に残る人も多いと思います。
この珠世の言葉に、炭治郎は嘘偽りがないことを確信。
「鬼を人に戻す方法は あります」
2巻:15話
「鬼になってしまった人を人に戻す方法はありますか?」と炭治郎に聞かれたときの珠世のセリフ。
このセリフで炭治郎は希望を見出します!
「どんな傷にも病にも 必ず薬や治療法があるのです ただ今の時点では鬼を人に戻すことはできない」
2巻:15話
鬼になった人を人に戻す方法があることを伝えた後の珠世のセリフ。
長年、治療法を研究してきた珠世だからこそのセリフですよね…。
「一つ 妹さんの血を調べさせてほしい 二つ できる限り鬼舞辻の血が濃い鬼からも血液を採取して来て欲しい」
2巻:15話
鬼を人に戻す治療法の研究を進めるために、珠世は炭治郎に2つのお願いをします。
駆け出しの炭治郎にとっては、大きな壁になりますが、禰󠄀豆子をいち早く人に戻したい炭治郎はこのお願いを受諾します!
「………そうね」
2巻:15話
薬を作ることで、禰󠄀豆子だけではなく、大勢の人を助けることができると言った炭治郎。
炭治郎が私利私欲のためだけに動いているのではないと知った珠世は優しく頷きます。
「炭治郎さん 私たちのことは気にせず戦ってください 守っていただかなくて大丈夫です 鬼ですから」
2巻:16話
珠世と愈史郎を守ろうとする炭治郎に対して、珠世が放ったセリフ。
アニメや漫画では、珠世が少し悲しげに言っているので、切なくなります。
「蹴っては駄目よ!!」
3巻:17話
鬼・朱紗丸の投げたマリを蹴り返そうとする禰󠄀豆子に対して、咄嗟に放った珠世のセリフ。
鬼の強力なマリの一撃で禰󠄀豆子は足を切り落とされてしまいます。
「禰󠄀豆子さんの力です 人の血肉も喰らわずに 彼女が自分の力で急速に強くなってる」
3巻:18話
朱紗丸のマリの攻撃をノーダメージで蹴り返し始める禰󠄀豆子。
徐々に力が強くなる禰󠄀豆子に、愈史郎は驚きを隠せません。
珠世は、禰󠄀豆子に使ったのは普通の回復薬だけであることを伝え、自身の力で強くなっていることを愈史郎に伝えます。
「その名を口にしましたね 呪いが発動する… 可哀想ですが……さようなら」
3巻18話
血気術「白日の魔香」を使い、朱紗丸の脳の機能を低下させ、鬼舞辻の名を言わせた珠世。
この後朱紗丸は、鬼舞辻の呪いによって殺されることに…。
なかなか残酷なシーンです。
「もう一方も恐らく十二鬼月ではないでしょう 弱すぎる」
3巻:18話
襲撃してきた2人の鬼を倒した炭治郎たち。
珠世は、鬼の強さから2人が十二鬼月ではないことを確信します。
命懸けで戦った炭治郎は、この珠世の言葉に驚くことになります。
「ありがとう禰󠄀豆子さん ありがとう…」
3巻:18話
鬼である珠世と愈史郎を敵と認識しない禰󠄀豆子に涙をこぼす珠世。
400年以上もの年月を鬼として生きてきた珠世にとって、人間と認識されたことが嬉しかったようですね。
「禰󠄀豆子さんは私がお預かりしましょうか?」
3巻:18話
禰󠄀豆子を背負って戦いに出向く炭治郎を気遣って言った珠世のセリフ。
この後、炭治郎は禰󠄀豆子に手を強く握られ、2人で戦いに行くことを決心します。
「鬼を人間に戻す薬ですよ どうですか 効いてきましたか?」
16巻:138話
産屋敷の爆発をモロに受けた鬼舞辻無惨に、すかさず珠世が薬を取り込ませるシーン。
さすがの鬼舞辻無惨もこの事態にはかなり焦っていたようですね!
「完成したのですよ 状況が随分変わった 私の力だけでは無理でしたが」
16巻:138話
鬼舞辻無惨に"鬼を人間に戻す薬“を仕込んだことを伝えた珠世。
無惨は、信じようとしませんでしたが、追い討ちをかけるように珠世はこのセリフを放ちました。
「そんなことがわかっていれば私は鬼になどならなかった!! 病で死にたくないと言ったのは!! 子供が大人になるのを見届けたかったからだ…!!」
16巻:138話
自身の思いを鬼舞辻無惨に伝える珠世。
ただただ切ない1シーンですよね…。
「私はお前とここで死ぬ!!」
16巻:138話
家族を自身の手で殺してしまったことで自暴自棄になり、大勢の人を喰ってしまった珠世。
このことを後悔し、珠世は鬼舞辻とともに死ぬことを選択します。
「お前…は…今日…必ず…地獄に堕ち…る…」
21巻:180話
薬が効かなかったことを伝える鬼舞辻無惨。
珠世は驚くことなく、この言葉を鬼舞辻無惨に言うのですが、これは伏線のようですね!
「言わない 無駄に増やした脳味噌を使って考えたらどうだ?」
22巻:193話
自身の力が老いていることに疑問を感じる鬼舞辻無惨が、記憶の中で珠世に聞き出そうとするシーン。
このシーンは見ていてかなりスッキリするシーンですよね!
「残念 はずれです」
22巻:196話
仕込まれた薬に3つの効果があると考えた無惨に、珠世が言ったセリフ。
ことごとく無惨の考えの上をいく珠世さんの計画性がすごいですよね!
「さぁ お前の大嫌いな死がすぐ其処まで来たぞ」
22巻:196話
仕込んでいた薬に4つ目の効果があることを教えた珠世が、鬼舞辻無惨にささやくシーン。
鬼舞辻無惨からすると、完全に想定外の出来事のようですね!
「お前を殺す為にお前より強くなる必要はない お前を弱くすればいいだけの話」
23巻:197話
仕込んだ薬で刻々と鬼舞辻無惨を追い詰める珠世。
このときすでに珠世は死んでいますが、執念からか鬼舞辻の前に姿を現しています。
まとめ
今回は、珠世の名言&名シーン集をご紹介しましたがいかがでしたか?
物語の序盤では、凛としていて大人しいイメージだった珠世さんですが、鬼舞辻無惨を前にすると倒す一心ゆえに性格が変化する感じもカッコよかったですよね!
珠世さんのセリフが、物語の鍵となる部分も多くあったので、「鬼滅の刃」には欠かせない重要キャラの1人です!
珠世の魅力は言葉だけでは伝えることは到底出来ないので、ぜひアニメの方もご覧になってください!
他アニメの名言・名シーン集はこちら!
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