【ハク様名言38選】千尋との相思相愛っぷりが尊い!「忘れないで私は千尋の味方だからね」千と千尋の神隠し
今回は宮崎駿監督のジブリ作品『千と千尋の神隠し』、
ハク様の名言・名シーンを38個集めてみました!
2021年8月13日から金曜ロードショーで『もののけ姫』などが放送されます。
是非そちらも観てみてください。
※ネタバレが含まれますので、苦手な方はご遠慮ください。
『千と千尋の神隠し』あらすじ
小学生の千尋が両親と田舎に引っ越すシーンから物語が始まります。
車で一本道を間違えて来た森のトンネルの先には、無人の街が広がっていました。
引き戻したい千尋とは対照的に、両親はそこの飲食店で料理をむさぼり始めます。
そんな両親を横目に彼女は街の橋や湯屋を散策。ここでハクと出逢い──。
人間の世界に帰るに帰れなくなった千尋はハクの助言で、
湯バーバが主人の油屋ではたらくことに・・・。
14歳のリンのもとについた人間の千尋は注目の的。
彼女は泥まみれのオクサレ様(正体は河の神)の接待で認められます。
翌日ハクが銭婆から判子を盗んだことを謝るため、
千尋・坊・カオナシ・湯バードは電車に乗って会いに行くことに。
「わからんか 愛だ 愛」(釜爺)
目を覚ましたハクは湯バーバに、
坊と引き換えに千尋と両親を人間の世界へ戻すことをお願いします。
そして白龍のハクは千尋を迎えに行き、そこで彼の本当の名が判明!
空の上で二人、涙を流すシーンは一番のみどころです。
油屋に帰り湯バーバの難題を解いた千尋は、
ハクとの再会を約束して人間の世界へ戻っていきました。
ハク様のプロフィール
本名 ニギハヤミコハクヌシ(饒速水小白主)
年齢 12歳くらい
油屋で働く中性的な見た目の少年。
湯バーバ(CV.夏木マリさん)の弟子。
白龍としてはじめて姿を現すのは映画50分頃からです。
千尋が10歳の設定(『ハウルの動く城』マルクルもそれくらい)なので、2歳差カップルですね!
小さいころ彼女がコハク川に落ち、
浅瀬に運んでくれたときから「千尋」の名を知っていました。
CV.入野自由のプロフィール
1988年2月19日東京都出身、33歳。
ジャンクション所属。
1995年『逮捕しちゃうぞ』園児ショウ役で声優デビュー。
13歳のとき『千と千尋の神隠し』でハクを演じてその名が広く知られました。
当時私は小学生で、映画館に観に行って豚になった千尋の両親が怖くて
となりにいた家族に抱きついた記憶があります・・・。
自由と書いて「みゆ」と読む名前が印象的で、
ハクの演技から中性的な役を演じるイメージが強かったです。
しかし芸歴を重ねるにつれてゲームの主人公・男子高校生・
爽やかなバレーボール男子・吸血鬼など幅広い役をこなすようになります。
入野自由さんのテレビアニメ出演作品は以下の通り。
『蒼穹のファフナー』(春日井甲洋役)
画像1『アイシールド21』(小早川瀬那役)
『ツバサ・クロニクル』(小狼役)
『エア・ギア』(鵺役)
『機動戦士ガンダム00』(沙慈・クロスロード役、HARO役)
『ONE PIECE』(ジロー役)
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(宿海仁太役)
『遊☆戯☆王ZEXAL』(アストラル役、No.96ブラックミスト役)
『君と僕。』(橘千鶴役)
『男子高校生の日常』(タダクニ役、豊川役)
『しろくまカフェ』(カピバラキッズ役)
『Fate/Zero』(子供時代の衛宮切嗣役)
『ちはやふる』(筑波秋博役)
『〈物語〉シリーズ』(エピソード役)
画像2『ハイキュー!!』(菅原孝支役)
『終わりのセラフ』(百夜優一郎役)
『おそ松さん』(松野トド松役)
アニメ映画やゲームの出演作は以下の通り。
『千と千尋の神隠し』(ハク役)
画像3『キングダムハーツシリーズ』
(ソラ役、データ・ソラ役、ヴァニタス役)
『星を追う子ども』(シュン役、シン役)
『言の葉の庭』(タカオ役)
『聲の形』(石田将也役)
『アイシールド21』は『Dr.STONE』稲垣理一郎さんが原作を担当しています!
ハク様/CV.入野自由の名言&名シーン集
「ここへ来てはいけない すぐ戻れ」
11分台
ハクの初登場シーン。
人間の千尋が橋を渡ったり油屋を眺めていたりしていたので、
すぐに忠告をします。
「私が時間をかせぐ 川の向こうへ走れ!」
11分台
橋の上で、ハクが鱗を吹いて時間を止める魔法をかけます。
千尋が油屋の者や神々に見られぬよう対応してくれました。
神対応・・・!
「こわがるな 私はそなたの味方だ」
14分台
さきほど来た道が大河になっていて人間の世界に帰れない千尋。
徐々に体が透け、怯えてうずくまっていた彼女に、ハクは丸薬を食べさせます。
「そなたを捜しているのだ 時間がない 走ろう」
16分台
「元祖壁ドン」!!!
鳥の湯バードに見つからないようハクは千尋を守ります。
「おちついて 深く息を吸ってごらん」
16分台
立てなくなった千尋に優しく声をかけるハク。
いきなり神々の世界に一人で迷い込んだ小学生が立ち竦んでしまうのも無理はありません。
推定12歳のハク、かなりの大人対応ですよね。
「橋を渡る間 息をしてはいけないよ」
17分台
ここで千尋の姿は術によって神々などから見えなくなっています。
息を吸うとすぐに人間だとばれてしまうのですが・・・
ハクと腕を組み、息を止めて橋を渡ります。
「いや 千尋はよくがんばった」
18分台
橋を渡りきる直前で青蛙がハクに話しかけてきます。
千尋はそこで息を吐いてしまい、蛙に’人間’がいることが分かってしまいました。
あじさいをバックにした背景も美しいですが、ハクのナイスフォロー!
「イヤだとか帰りたいとか 言わせるようにしむけてくるけど働きたいってだけ言うんだ」
19分台
ボイラー室の釜爺をたずねるよう、千尋にアドバイスをするハク。
油屋を支配する魔女・湯バーバの性格を知ったうえで、湯バーバへの対応を教えてくれます。
「つらくてもたえて機会を待つんだよ」
19分台
こちらは千尋の視点ショット。
両親が豚になってしまったショックで動揺する千尋に、
ハクは的確なアドバイスをくれます。
「忘れないで 私は千尋の味方だからね そなたの小さい時から知っている 私の名はハクだ」
19分台
初めてハクが「千尋」という名を出すシーン。
千尋はこの言葉に驚きますが、ハクは彼女が昔落ちた川そのものでした。
「私のことはハクさまと呼べ」
40分台
千尋が働かせてもらえることが決まった直後のエレベーターにて。
さっきまで優しかったハクが一変。
湯バーバや周りに千尋とのことがバレないよう、普段の態度で千尋に接します。
でも氷のような彼もなんだか萌えちゃいます。
『かぐや様は告らせたい』のかぐや(氷)を思い出しますね。
「湯バーバは相手の名をうばって支配するんだ いつもは千でいて 本当の名はしっかり隠しておくんだよ 名をうばわれると帰り道がわからなくなるんだよ」
48分台
引っ越し前に友達からもらったメッセージカードを見つける千尋。
メッセ―カードに書かれた「千尋」という名前をみて、自分が千尋という名前であることを思い出します。
背景の淡い色の花も映像としてとても綺麗です。
「でもふしぎだね 千尋のことは覚えていた」
49分台
湯バーバに名をうばわれたハクは、自分の名前や過去は思い出せないものの
千尋の名前や以前会っていたことは覚えていました。
「千尋の元気が出るようにまじないをかけて作ったんだ お食べ 」
49分台
『千と千尋の神隠し』のなかでも特に有名なおむすび爆食いシーン。(サプラーイズで有名なシーンですね)
ハクは大きなおむすびを千尋にめいっぱい食べさせます。
「つらかったろう さっ お食べ」
50分台
声をあげて泣きながらおむすびを食べる千尋の横で、なぐさめるハク。
大人対応すぎる・・・12歳だった頃の自分と比較してしまいます。
ハク「シュー シュー」
湯バーバ「あらあらゆだんしたねえ」
1時間24分台
これは湯バーバと一緒にいる、死にかけのハク。
湯バーバの双子の姉である「銭バー」から「魔女の契約印」を盗んだ際に、
そのハンコにかけられた召喚術のようなものによって盗んだハクは式神(紙の鳥)に襲われます。
映画前半ではハクが千尋を助けるシーンが多かったですが、
後半は大怪我をした白龍のハクを千尋が庇い、助けるシーンも増えてきます。
お互いがお互いを支え合う、とても良い関係が築かれています。
「闇の中で千尋が何度も私を呼びました その声を頼りにもがいて気がついたら ここに寝ていました」
1時間41分台
千尋が川の神様「オクサレサマ」からもらったお団子「苦団子」を、ハクに食べさせたことによって
千尋に救われたハク。
苦しそうにもがくハクに千尋は何度も名前を呼びます。
ボイラー室で目を覚ましたハク。
白龍になったとき千尋に助けられたことをあまり覚えていないようでした。
「まだわかりませんか 大切なものがすり替わったのに」
1時間42分台
湯バーバの部屋に来たハク。
大量の金と引き換えに、坊や他の者の姿が変わってしまったことを咎めています。
「坊を連れ戻して来ます そのかわり千と両親を人間の世界へ戻してやって下さい」
1時間44分台
坊はその頃、千尋たちとハクがハンコを盗んだことを謝りに、銭婆に会いに行っていました。
湯バーバの息子を返す代わりの代償を求めるハク。
彼女が口から火を吹くシーン、20年前に観たときはかなり怖かったです・・・。
「ちひろ ありがとう 私の本当の名はニギハヤミコハクヌシだ」
1時間54分台
銭婆のもとにいる千尋を迎えに来たハク。
空の上で千尋は彼が川であったことに気が付きます。
千尋の言葉を聞き、本当の名前を思い出したと同時に、
まるで湯バーバや名前の呪い、全てから解放されるように、白龍から人間の姿へと戻るハク。
衣が空に舞いながら散っていく姿はとてもきれいで美しいシーンです。
本当の名を思い出したことで、ハクは湯バーバのもとを離れることができるのです。
「私も思いだした 千尋が私の中に落ちた時のことを クツを拾おうとしたんだよ」
1時間54分台
同じく空の上での千尋とハク。
千尋から本当の自分の名前を聞き、徐々に過去のことを思い出していくハク。
一人の少女が、川そのものと神々の世界で出逢うなんてすごい世界観ですよね。
「私は湯バーバと話をつけて弟子をやめる 平気さ 本当の名を取り戻したから」
1時間58分台
千尋とハクがお別れを言うシーン。
千尋は人間の世界に戻り、ハクは油屋と湯バーバの弟子をやめる意志を固めます。
「きっと さあ行きな 振り向かないで」
1時間58分台
手をつないで歩いていた千尋とハクが別れる最後の言葉。
「絶対に振り返ってはいけない」というハクの言葉を守り、
千尋は元の世界に帰っていきます。
離れても、お互いがお互いにとって忘れ得ぬ人になるのでしょうね。
千尋の名言・名シーン集
「さめろ!さめろ!さめろ!」
謎の世界に迷い込んでしまった千尋。
両親を豚にされてしまったりとわけのわからない状況に千尋は「これは夢だ」と思い込みます。
「ここで働かせて下さい」
24分台
ボイラー室をおとずれた千尋が釜爺にお願いごとをするシーン。
ハクに言われたことをしっかり守ります。
人間の小学生が神々の世界で働くという、
ジブリのふしぎな世界観がこの台詞とマッチしているように私は思えます。
「お父さん お母さん きっと助けてあげるからあんまり太っちゃだめだよ 食べられちゃうからね」
48分台
千尋が豚になった両親と再会するシーン。
太ると食用として出荷されてしまうため、「食べられちゃうからね」と忠告します。
「ハクー!しっかりー!こっちよ!」
湯バーバの双子の姉である「銭婆」から「魔女の契約印」を盗んだ際に、
そのハンコにかけられた償還術のようなものによって盗んだハクは式神(紙の鳥)に襲われます。
白龍の正体がハクであることを知らないはずの千尋はなぜか無意識に「ハク」と叫び、
意識が朦朧としている白龍を必死に助けようとします。
「あけて いい子だから 大丈夫 飲み込んで」
1時間26分台
ボイラー室で、大怪我をして出血中のハクに、オクサレサマからもらった苦団子を食べさせる千尋。
するどい歯が並ぶ口の中に手を入れて、懸命にハクを助けようとします。
「私これ、湯婆婆のお姉さんに返してくる。返して、あやまって、
ハクを助けてくれるように頼んでみる。お姉さんのいるところを教えて」
ハクの代わりに盗んできたハンコを千尋が返して謝りに行くことを決意するシーン。
このシーンでも強く成長した千尋の姿が見られます。
「私、ハクを助けたい」
ハンコを返しに行くことを決意した後のハクを想う気持ちがはっきりと表れる言葉。
千尋は強く成長するとともに、ハクを想う気持ちも強くなっています。
「私が欲しいものはあなたには絶対出せない」
1時間33分台
千尋にとって一番欲しいものは大切な両親です。
化け物のようになったカオナシに、千尋は強く歯向かいます。
油屋の料理を食い散らかしてお腹が膨れあがったカオナシに、提供できるのは’金銭’しかないのでしょう。
そんなものには見向きもしない千尋。
最初は臆病だった千尋が様々な困難に立ち向かい強く成長した姿がこのシーンでは見られます。
こちらも迫力があり、忘れられないシーンです!
「おいで おとなしくしててね」
1時間39分台
銭婆に謝るため、千尋はカオナシたちと電車に乗車。
さきほどはそっけない態度を取られて座席に座るのを躊躇したカオナシを、
千尋はやさしく隣に誘います。
「ハクのかわりにあやまりに来ました。ごめんなさい」
銭婆のところに訪れ、ハクがハンコを盗んだことを千尋がしっかりと頭を下げ、謝るシーン。
まだ小学生で臆病だった千尋は強く誠意を見せ、謝罪を伝えます。
こちらのシーンでも、ハクを想う愛からの強さをを感じられる素敵なシーンですね。
「あのハンコについてた変な虫、あたしが踏みつぶしちゃいました」
銭婆がハンコにかけた呪いの虫の事を聞くと、「踏みつぶした」とケロッというシーン。
それを聞き、銭婆は驚きながらもあまりのおかしさに大爆笑します。
このシーンでは銭婆の怖そうな雰囲気が一変し、千尋たちを温かく出迎えます。
湯婆婆とは双子でありながらも、正反対の性格がうかがえます。
「ハク! ハク! ああよかった ケガは? もう大丈夫なの?」
1時間51分台
銭婆の家の前まで迎えに来たハク。
大怪我が治り、元気な姿をみて千尋は安心します。
このシーンの千尋(CV.柊瑠美さん)は、情のこもったあたたかい声で演じています。
13歳でこんな優しい声が出せること、本当に素晴らしいです。
「あなたの本当の名は、コハク川」
ハクの背中に乗り、油屋に戻る際、千尋は小さい時川に流されたことを思い出します。
その時に流された川の名は「コハク川」でした。
この言葉でハクは本当の自分の名前を思い出します。
「ん? おばあちゃん だめ ここにはお父さんもお母さんもいないもん」
1時間57分台
12頭の豚のなかから両親を選べ、という難題を突き付ける湯婆婆。
千尋は両親がそこにいないことを見抜き、油屋から去ることができます。
「お世話になりました」
千尋が最後に湯バーバに向けた言葉。
両親を豚にされたり、酷く厳しい扱いを受けながらも、働かせてくれた事に対してしっかりとお礼と感謝を伝え、去っていきます。
まとめ
今回は宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』、
ハクの名言・名シーンを38個を紹介しました!
(千尋の名言15個も含みます)
音楽や世界観も魅力的で、何度見ても飽きない、ジブリ作品は
子どもから大人まで誰でも楽しめる名作だと思います。
夏休みの今、ぜひ『千と千尋の神隠し』を観てみてください!
ちなみに個人的には「リン」推しです!
かっこよくて頼もしく、千尋が人間であることを知りながらも
面倒を見てくれる、数少ない味方です。
他アニメの名言・名シーン集はこちら!